島根の道を走ります 

島根と鳥取メインに走るおじさんのサイクリング記 輪行大好き

国道187号 日原から六日市まで 2018/04/27

国道187号を走る。津和野町日原から山口県との県境吉賀町傍示峠まで40Kを往復することに。

前日26日に快速アクティーで益田に行きホテルダイエー益田に宿泊。県最東部の安来から石見地方にサイクリング行くには泊まりは必須だ。

翌朝は益田駅から日原駅まで輪行。グランボアの右シートスティに大きな傷がついて、塗装が剥げてメッキがむき出しに。あちゃー、どこでやったか、朝から大いに凹む。

列車は1両のワンマン列車、サイクリングラッピングだ。乗客は通学の高校生ばかり、平日サイクリングに行くおやじは実に場違い、遊んでて申し訳ない。

日原駅から走る。天気はくもり、肌寒い。国道9号を少し益田方面に戻り、国語187号に入る。f:id:atsushikame:20180430130244j:plain

ここからスタート

車は少なく道は広い。標識に国道187号は「いはな道」とあるが、残念ながら道路脇に花は咲いていなかった。吉賀町に入り道の駅かきのきむらで休憩、早朝で開いてなかった。f:id:atsushikame:20180430130347j:plain

道の駅かきのきむらの幟

高津川に沿って国道187号を六日市に向かう。中山間地の単調な道、看板はないし、名所があるわけでもない。なんか印象の薄いあっさりした道だ。

道の駅むいかいち温泉で休憩、新しくできた道の駅で大きな温泉施設が併設されている。f:id:atsushikame:20180430130527j:plain

道の駅むいかいちのしまねっこは木彫り シートスティの傷が残念だ

道の駅から傍示峠まではすぐ、峠というより丘だ。峠の岩国市側に「いろり山賊錦店」が。以前NHKの72時間で放送された店の支店、少し早いが山賊焼きと山賊うどんで昼食にする。

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傍示峠

傍示峠から道の駅かきのきむらまで戻る。向い風の中ゆるい下りを楽に走る。日原まで往復の予定だったが、同じ道走るのはつまらないので峠越えて津和野に行き、津和野から輪行して帰ることにする。ソロだからプラン変更はいつでも自由だ。

キョリ測で調べると、県道3号から県道226号、緑資源林道で津和野駅まで18K、ピークの唐人屋トンネルまで10K、柿木村柿木からは400mの上りだ。

県道3号は平坦、県道226号に入ると一気にきつい上りに、6Kちょっとで400mアップだ。県道から緑資源林道に入る。上りのきつさにコース変更を後悔しつつゆっくり上る。f:id:atsushikame:20180430131217j:plain

唐人屋トンネル

唐人屋トンネルで上りは終わり、トンネル抜けて一気に下り津和野駅で本日終了80K、獲得標高750m。国道187号を走り終えたので、あと県内の国道は隠岐の国道485号を残すのみになった。

木次線を走るその② 出雲三成駅から備後落合駅まで 2018/04/21

木次線を走る2回目、今日は出雲三成駅から備後落合駅まで往復する。奥出雲おろち号で輪行も考えたが、指定席券が必要なのと、以前輪行したことがあったので自走することに。これまでに何度も走ったおなじみのコースだ。

予報では夏日、半袖半パンで走り始めるが日陰は少し寒い。国道432号で亀嵩駅に。“サイクリングするかめ”にとっては聖地ともいえる駅だ。f:id:atsushikame:20180424084956j:plain少し進んで県道156号に入る。入り口がちょっとわかりにくいが、すぐに木次線の鉄橋をくぐって木立の中を上って行く。加食で農家の方と立ち話、GWが終わるまでに田植えを全部するとのこと。そのおかげで美味しい仁多米が食べられる。田んぼはカエルの大合唱だ。

出雲横田駅、近所のおじいさんに話しかけられる。世間ではおじさんサイクリスト=火野正平、テレビで火野正平が走る姿がサイクリングの基準だ。どこから来た、どこまで走る、自転車は折りたためるか、値段は高いのか安いのか云々。適当に相槌うって退散する。

国道314号に入る。ここから三井野原まで上り。線路沿いには撮り鉄がちらほら。八川駅、ここも駅前にそば屋がある。川には鯉のぼりが泳いでいた。出雲坂根駅、観光客がちらほら、出店からは美味しい匂いが漂ってくる。延命水をボトルに詰める。ロードレーサーが1台上ってきた。気温標識は25度を示してる、暑くなってきた。

奥出雲おろちループから分水嶺を越えたら三井野原駅f:id:atsushikame:20180424085053j:plainロードのお兄さんに追いつかれ話す、ビレッタのお客さんだった。広島県に入り緩やかに下って油木駅に、ホームにバス停がのったような駅だ。あまり下るなと思いながらさらに下って備後落合駅に。県境から13K下ってる。f:id:atsushikame:20180424085252j:plain

周りに何もない駅だけど、駅舎の中には芸備線木次線の様々な写真が展示されてる。備後落合駅でおろち号到着、せっかくなのでホームに出て写真撮る。

復路、備後落合駅から県境の分水嶺まで上り。追い風で脚が軽い。錯覚だとわかっていても上りが速くなったようで気分がいい。分水嶺から出雲横田駅までは15キロの下り、車少なく、追い風、見通し良い、緩やか、一気に下る。実に爽快、こんな下りばかりだといいんだけどね。出雲横田駅で休憩、おろち号が到着したので、にわか撮り鉄になる。f:id:atsushikame:20180424085352j:plain出雲三成に戻って本日終了80K、獲得標高900mなり。

木次線は全線走破、天気良く上りも下りも気分爽快なサイクリングでした。

木次線を走るその① 出雲三成駅から宍道駅まで 2018/04/19

木次線をできるだけ線路に沿って走ってみる。三江線についで廃線候補にあがる木次線、春から秋には奥出雲おろち号が走り、地元も観光振興に力を入れているが、この冬は大雪で長く部分運休していた。これからも災害などによって一部区間が長期間運休になることもありうる。なので今のうちにち走っておこうと出雲三成駅から宍道駅まで走り、宍道駅から輪行して出雲三成駅に戻ることに。

出雲三成までは車で行く。出雲三成駅からスタート、県道25号を行く。

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出雲三成駅、ここからスタート

梨の木峠まできつい上りでピークから出雲八代駅まで下る。出雲八代駅からは線路を少し離れまた上る。八頭峠を越えて下り、県道45号を右に進み下久野駅に。ここまでこんなにきつい上りが続くとは思わなかった。地図の読みが甘かった。下久野駅では線路脇の花桃が満開、きれいに咲いてた。f:id:atsushikame:20180424084556j:plain

下久野駅花桃

下久野駅から県道45号を西に向かい日登駅に。ようやく下りになる。ただ途中まで県道は狭く、崖が迫っていて車のすれ違いも大変だ。ここまでの出雲八代駅下久野駅日登駅の3駅は駅舎が濃いこげ茶に塗られ、木造で統一感がありトイレもきれいだ。

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日登駅出雲八代駅下久野駅もにた雰囲気

日登駅から木次駅に。ここは木次線のメインの駅。次の南大東駅はホームにバス停がのったような簡易な駅。次の出雲大東は郵便局ありの大きな駅。次の幡屋駅南大東駅と同じくバス停のような簡易な駅。そして加茂中駅はどこにでもある無人駅。木次駅までと木次駅からで駅の様子がまるで違う。

極めつけは南宍道駅。どうしてここに駅があるの、と思わず口にしてしまうロケーション。どこに駅があるかわからず、金山要害山登り口を上ったらホームが見えた。入り口は公会堂の庭のようだ。それにしてもこの駅必要なのか。f:id:atsushikame:20180424084730j:plain

南宍道駅、入り口わからず

南宍道駅から宍道駅に、本日47Kなり。輪行して出雲三成まで戻った。距離は短いのでのんびり走れるはずだったが、SPDシューズを忘れて取りに帰ったため、出雲三成からのスタートが遅れた。そのため、宍道駅13時58分の備後落合駅行きで輪行するために、木次駅からは向かい風の中必死で走った。なんとか予定通り全駅立ち寄れたけど余裕のないサイクリングはダメです。忘れ物には本当に注意だ。

 

県道9号を伯太から日南をまわる 2018/04/16

県道9号安来伯太日南線を走る。伯太町赤屋を起点に草野から日南町下阿昆緑、茶屋、矢戸で国道183号日野街道に入り米子方面へ。菅沢で県道48号に入り印賀で県道105号本山伯太線、鷹入の滝を経て赤屋に戻る周回コース。

赤屋から六呂坂まではゆったりした上り。上りに合わせてゆっくり走っていたら後ろから「こんにちは」とさわやかな挨拶。女性ローディーだった、すっと追い抜かれた。

六呂坂から県境の寺谷坂までは上りがきつい。日南町に入ってさらに上ってピーク、少し下って下阿昆緑に。寺谷坂越えて鳥取県に入ると道が広く、木々がまばらで低く空が見える。車は本当に少ない。いつ走っても気持ちのいい道だ。

毛虫が道に出てきてもぞもぞ進んでる、田んぼからはカエルの、山からはウグイスの鳴き声、八重桜は満開がすぎて散り始めてる。山里は新緑の準備万端。

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阿昆緑の芝桜

下阿昆緑から下り茶屋に。JA前のバス停で休んでいると、町内放送で熊の目撃情報を流している。熊も活動開始か、里から離れた道を走るときは注意しないと。

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茶屋の八重桜

茶屋から大入峠を越えて矢戸に。茶屋から峠の上りは短くゆるいが、峠からは九十九折れの急な下り。慎重に下って国道183号に入り道の駅日野川の郷で休憩。ここは新しくできた道の駅、林業の町だけあって建物には木がふんだんに使われている。軒下にツバメが何羽も飛んで来てる。きれいな施設だけど軒下に巣を作らせてあげてほしい。

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日南町はオッサンショウオ 山陰は山椒魚キャラがそこかしこに

国道183号を米子方面に進み国道180号に。菅沢ダムすぎて県道48号に入り菅沢、印賀から県道105号で永江峠越えて鷹入の滝へ。県道105号の島根県側は鳥取県側の道幅の半分以下と狭く、小さな落石や木の枝、落ち葉が道を覆う。鷹入の滝までの歩道は土砂崩れや倒木で荒れてた。滝は相変わらず素晴らしい。滝までの道なんとか整備できないものかな。

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鷹入の滝

滝から下って赤屋で本日終了60K、獲得標高880m。

距離は短かったけど春らしさを感じられたサイクリングだった。

 

国道9号を倉吉まで 2018/04/10

好天が続いた後は一転さえない天気、曇りや雨で寒い。ようやく晴れたので国道9号を東に向かう。行き先は決めず、走れるところまで走って輪行して帰ることに。

道の駅あらえっさまでいつもの中海サイクリングコース、あらえっさから国道9号に入る。米子市内から淀江まで車が多い。できるだけ歩道を走るが広かったり狭かったり、しかも段差が多く砂が浮いて走りにくい。こんな路面状況では30Cの太いタイヤが体に優しい。淀江から車が少なくなる。

大山町に入る。大山町役場前にはサイクリング&観光マップの看板。道路にも所々鳥取方面の標識がペイントされている。鳥取県はコンパクト、山陰本線をうまく使って輪行すれば、海岸線、大山、中国山地方面などいろんなコースを走れそうだ。

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大山町役場前の観光マップ看板

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国道9号の路面標識

琴浦町に入る。風が気持ちいいが残念ながら向かい風。道の駅赤崎で休憩してから北栄町に。コナン駅に寄ってコナン通りを走り青山剛昌記念館に。平日で春休みも終わり観光客が少ない中でも外国人観光客が目立つ。さすがアニメ人気はすごい。道の駅大栄は地元の野菜や果物や花が沢山。

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コナン駅

列車の時間まで1時間以上あるので倉吉まで走ることに。途中で風が追い風になり、ペダルがくるくる回る。倉吉市内で琴桜銅像、白壁赤瓦の街並みを見て倉吉駅に。15時すぎのおきで輪行して帰る、本日80K。

今回は国道9号を走ったが、次は国道避けて海岸沿いを走りたい。西風が吹く日を狙って西風に背中押されてラクして走りたい。

 

 

 

境線と弓ヶ浜半島 2018/04/03

3月下旬から続いた晴天も明日あたりから崩れる予報。好天のうちに走ろうと境線全駅寄って弓ヶ浜半島美保湾側をサイクリングする。

f:id:atsushikame:20180405085513j:plain境線は妖怪列車、各駅にはそれぞれ妖怪の看板が設置されている。米子駅はパスして、博労町駅からスタート。富士見町駅後藤駅三本松駅と短い間隔で駅が続く。ただ線路沿いに走ることはできず、少し離れた道を走り、駅につながる道を探して走る。なかなか駅につながる道がわからず駅探しに苦労する。各駅の駐輪場には自転車がたくさん。

河崎口駅弓ヶ浜駅和田浜駅大篠津町駅までが米子市弓ヶ浜駅あたりから住宅がまばらで畑が広がり駅が見つけやすい。今日も西からの風が強くこの辺りからまともな向かい風になる。

米子空港駅から境港市中浜駅高松町駅余子駅上道駅馬場崎町駅境港駅と続く。余子駅の駅前は桜満開、風に花びらが舞い、道は花びらで桜のじゅうたんが敷きつめられている。満開の桜に舞い散る花びらの競演は今年一番の桜だった。f:id:atsushikame:20180405085412j:plain

余子駅の桜

境港駅から水木しげるロードに。7月までは歩道改修工事中、それでも春休みの家族連れがたくさん。工事でどかされた妖怪ブロン像が駅前に集結していた。f:id:atsushikame:20180405085606j:plain

駅横の広場に集結、妖怪会議中

水産物直売センターで昼食、なんかずいぶんさびれたな。国道431号に入り皆生に向かう。今度は追い風、背中を押されペダルが軽い。夢みなと公園美保湾展望PAを過ぎ弓ヶ浜展望PAの先から「白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース皆生海岸ルート」を走る。このサイクリングコースは知らなかった。境港からだと美保湾を左に望みながら、大山に向かって走る。青空、青い海、追い風、初夏のような天気と絶好のサイクリング日和だ。f:id:atsushikame:20180405085743j:plain

美保湾から大山を望む

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日野川河口のサイクリングコース入口

日野川河口まで走って戻り、国道9号から帰る。帰りはまたも強い向かい風、脚が売り切れてしまわないよう軽いギアで走る、本日85K。

 風に手こずったけど境線全駅寄れたし、余子駅の桜は見事だったし、弓ヶ浜サイクリングコースも楽しめた。「弓ヶ浜サイクリングコース皆生海岸ルート」はまだ延びるのだろうか。夢みなと公園までつながると中海サイクリングコースがずいぶん変わるんじゃないか。

お花見とやすぎひなめぐりポタリング 2018/04/01

3月下旬から10日も暖かい晴天が続いている。こんなに晴天が続くことは滅多にないこと、今日はお花見とやすぎひなめぐりポタリングに出かける。

まずは荒島の王陵の丘、丘の上には登らず駐車場のしだれ桜を見る。次は社日公園。ぼんぼりが飾られ、桜祭りの準備は終わってるけど、桜が散ってしまわないか。

伯太に向かう。伯太川を上流に向かって右側の土手は桜並木が続く。満開、風にも花びらを散らさずしっかり咲いている。誰もいない、桜並木独り占めだ。伯太ではチューリップが咲いている。桜もチューリップもお祭りの前に盛りを過ぎてしまわないか、主催者は気を揉んでるのかも。

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伯太川の土手の桜は満開

伯太の街はやすぎひなめぐり、各家におひなさまが飾られてる。初めてのひなめぐり、なかなか風情がある。梅じゃなくて桜が満開というのもなんかいい。

伯太から広瀬に。白鳥ロードは西から向かい風、この西風がPM2.5(以前は黄砂と言っていた)を運んで青空を黄色に覆ってしまう。今日はまだまし、青空がのぞいてる。

広瀬の飯梨川土手の桜も満開。こちらは土手を散策しながらお花見をしてる人や、公園で宴をひらいてる人が。広瀬の街もひなめぐり、各家が趣向を凝らしておひなさまを飾っている。吉田酒造の前では武者行列が出陣を待っていた。

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広瀬からの帰りは追い風、本日42K。桜とチューリップとおひなさまと見どころ満載のポタリング