島根の道を走ります 

島根と鳥取メインに走るおじさんのサイクリング記 輪行大好き

国道191号と国道488号その② 匹見温泉峡から益田まで 2018/03/29

今日は県道307号から191号に入り益田まで戻る。
県道307号は広島への迂回路、国道と見間違うほど広く、匹見川に沿って緩く上っていく。山間部の朝は寒い。気温10度、ウインドブレーカー、アームタイツ、レッグタイツを着ても寒い。指切りグローブでは指先がかじかむ。

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県道307号はここから
トンネル手前で表匹見峡に入る。峡谷は巨岩が川を狭めて滝のようだったり、緩やかな流れが淀みを作ったりと変化に富んでる。ところどころに岩や景観の名称の看板が立っている。道には落ち葉、落石があり少し荒れている。車が1台も通らない、表匹見峡を独り占めだ。県道307号に合流すると川幅が広く流れもおとなしくなる。緩やかにのぼって道の駅匹見峡で休憩。

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表匹見峡、人も車もいない 独り占め

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国道191号はここからスタート
国道191号に入り広島県との県境に向かう。上りが緩い、国道488号、県道307号、国道191号とここまで上りが緩やかで途中に下りがない。積み立てるように標高を稼ぐ、サイクリングするかめにふさわしい優しい上り、大好きだ。峠手前は少しきついがそれでもたかが知れてる、県境は標高760m、匹見から24Kで500m上る、やっぱり緩い。

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広島県との県境
峠からは道の駅匹見峡まで下る。ブラインドコーナーが少なく見通しがいい。緩い下りでスピードコントロールが楽で安心して下れる。また道の駅で休憩。
ここからは益田まで下りと思ったらいきなり上り、がっくりくるな。堀越峠のトンネル抜けると道の駅サンエイト美都まで長い下り。益田からのぼったら長い上りで大変だ。道の駅でそば食べて休憩。
益田まであと22K、西からの向かい風が強い、下りで助かった、桜は7、8分咲き、水仙と菜の花が道路脇を飾る。

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国道191号ここで終わり
益田市内に入り国道191号は終了、本日68K、獲得標高740m。今回も特急おきで帰る。
2日間初夏のような天気で国道も車が少なくとても走りやすかった。桜も水仙も菜の花も景色に色を添え楽しませてくれた。石見地方の国道も残すは国道187号だけになった。いつ走ろうか、いや、いつ走れるか。

 

 

国道191号と国道488号その① 益田から匹見温泉峡まで 2018/03/28

国道191号と国道488号を走りに行く。益田市で宿泊しようとホテルに電話しても全て満室。匹見町で泊まれるところ探したら、匹見温泉峡やすらぎの湯が見つかる。ここを予約してコースを考える。
初日は益田から国道191号で山口県との県境まで走り、戻って国道9号から国道488号に入る。国道488号匹見町まで、国道488号匹見町の先で通行止めなので、そこまで行ってから宿泊。翌日は県道307号で表匹見峡を経て道川で国道191号に入り広島県との県境まで。国道191号を戻り道川、美都町から益田市に。
快速アクティで益田まで輪行。3月4回目のアクティでの輪行、今日は平日で混んでる。益田駅でボトル忘れたことに気づく。どうもモノ忘れ多い。まだ致命的な忘れ物ないが、そのうち工具とかペダルとか忘れるんじゃないかと少々不安になる。

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国道191号ここからスタート
益田から191号を西に向かう、市街地のロードサイドのチェーン街を抜けると海岸線沿いに砂浜が広がる。西からの向かい風が邪魔をする。この季節島根を走るには西から東に走った方が風を味方にできる。いくつかアップダウン越えて、トンネル抜けると仏峠、山口との県境だ。

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仏峠
戻りは国道から脇道に入り、海岸線を走り人形峠に。峠から望む日本海はエメラルドグリーン、切り立った断崖が美しい。砂浜から切立つ断崖へと西に向かって海岸線が変化するのが面白い。

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人形峠から
戸田小浜駅で休憩、無人駅で券売機もない。天気良く、気温20度。上下半袖ジャージに着替える。
国道191号から県道に入り、丘を2つ越えて高津川を渡り、国道9号を津和野方面に。ローソンの前で左折して488号に入る
匹見川沿の国道488号は広く、車少ない、走りやすい。上りを感じさせない緩い上りが続く。山々にぽつぽつと桜が咲いて、ピンクの点をつくり、道路脇は水仙と菜の花が咲いてる。川の水は澄んできれいだ。澄川辺りから道幅が狭くなったり広くなったりする。
国道488号のトンネルは長い。短くても500m、長いと1000メートル越える。トンネルのおかげでだいぶ道がショートカットされてる。それにしてもトンネル内は寒い。淡々と30K走り260m上って匹見の町に。

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国道488号と県道307号の分岐の看板
ウッドセンターを見学してやすらぎの湯に。ここは廃校になった高校を宿にしてるそうだ。宿荷物置いて国道488号を峡谷に沿って通行止めまで上る。通行止の柵のところは国道というより林道、もう広島まで開通することはないだろうな。レストパーク周辺の峡谷を散策して宿に戻る。本日終了、70K、獲得標高710m。

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国道488号はここで通行止め

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通行止め手前の匹見峡
温泉で汗を流してビール、至福のひとときだ。夕食時にご夫婦に声かけられる。奥さんが聞き上手で、サイクリングの話をいろいろする。サイクリングの話をこんなにしたのは久しぶりでちょっと嬉しかった。なんせ家族は誰も聞いてくれないし、興味もないから。お二人、渓流釣り楽しんでください。

 

 

 

国道186号小国橋から傍示峠、傍示峠から浜田まで 2018/03/25

国道186号を走る。まずはマー坊から県道5号を旭町都川方面に下る。気温3度、下りで30K以上で走ってるので体感温度はマイナス。寒い、ちゃんと冬の用意してきてよかった。

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朝は寒い、霜が降りてた
浜田道の下をくぐると緩やかな上りが始まる。体にやさしい緩やかな上りは大好き。道沿いの都川川はごうごうと水が流れてる。今年は雪が多かったからどの川も水量が豊富だ。
県道5号を進み緑資源幹線林道に入る。途端に上りがきつくなる。ギアは前30の後ろはロー側3枚がメイン。雲月トンネルがピーク、トンネルの中は寒い。ここから国道186号の小国橋交差点まで一気に下る。小国は島村抱月生誕の地、抱月トンネルに顔が描かれていた。国道との交差点のバス停で休憩。

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抱月トンネル、顔は似てるのか

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小国橋、国道186号をここから走り始める
バス停から広島県境の傍示峠まで10K、400mの上り。波佐までは緩やか、波佐から5Kで350m上る。平均7%の勾配をゆっくりと走る。緩やかな上りが続いてたので、勾配以上に上りがきつく感じられる。雪除けシェルターを3つ抜けて峠に着く。標高は700m、大佐スキー場は雪がなくすでに営業終了していた。

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傍示峠を広島側から見る
峠から波佐まで下る。下るというより落ちて行く感じ、初めてセンタープルブレーキが鳴いた。スピード落として慎重に走る。波佐で休んでいたらロード2台下ってきた。速いね、若いね、元気だね、ちょっと羨ましい。
波佐から小国橋交差点を過ぎ金城町までの下りは緩やか、途中で少し上りもある。標高も200m。浜田まで10Kの標識過ぎて大峠トンネル越えたら浜田まで一気に200m下る。この下りは最後のご褒美だね。
186号と9号の分岐標識で186号終了。本日68K、獲得標高1000m。国道186号は浜田から走ったら傍示峠までずっと上りのきつい道だ。

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国道186号はここで国道9号と合流
浜田駅、駅舎は立派だけど、みどりの窓口が1つしかなくバスチケットも売ってるから混雑して待たされた。待合のイスも少ない。ちょっとがっかりだな。
予定通り国道261号と国道186号を走り終えた。国道261号が江津から県境まで58K、国道186号が浜田から県境まで33K。天気よく、追い風に助けられ、車少なく、上りは緩やかな坂が多くて2日間楽なサイクリングになった。

国道261号 江津から中三坂トンネルまで 2018/03/24

国道走るのも石見地方に入ってきた。江津から広島に抜ける国道261号と浜田から広島に抜ける国道186号を走りに行く。
当初、初日は国道261号を広島に抜け北広島町で一泊、翌日に西進んで広島の細見から国道186号に入り浜田まで下る予定を立てた。ところが北広島町で泊まれない。予約できたのは邑南町市木のペンションマー坊、瑞穂ハイランドスキー場の近くだった。なのでコース変更し、初日は江津から広島県境の中三坂トンネルまで走り、戻って上田所から県道50号で市木のマー坊まで。翌日は県道5号を西に進み、小国から国道186号を走ることにした。
快速アクティで江津まで輪行、3週続けてアクティで輪行してる。車中で輪行してるサイクリストが1人いた。

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ここからスタート
江津駅から大田方面に少し戻って国道261号に入る。いつもの旧い国道だ。江の川に沿って東に向かう。追い風でペダルくるくるまわる。“サイクリングするかめ”を自称するおじさんとしてはちょっとペースが速い。途中見るとこなく道の駅インフォメーションセンターかわもとに。追い風のおかげで思ったより早く着いた。ここで休憩。
この道の駅かわもと、駐車場はほぼ満車で地元の人が多いみたい。おみやげ類をはじめ、野菜、花、加工食品、魚などいろんなものを売ってる。隅ではおばあちゃんが糸紡いでる。地域のコミュニティセンターなんだろうか。
川本からは徐々に上って行く。断魚渓へ、国道のトンネル手前から脇道に入る。すぐきつい上りになり、上りきると駐車場。でも遊歩道が落石のため通行止め。そのせいか誰もいない。渓流は道からずっと下で上から眺めるだけ。水量が多いので、遊歩道を散策すれば迫力あるかも。

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断魚渓を望む
断魚渓からは中山間地ののんびりした景色。緩やかな上り、車が少なく追い風で気持ちよく走る。峠越えて道の駅瑞穂に。ここもかわもと同様賑わっている。いろんなものが売られていて買い物する人が多い。
瑞穂ハンザケ自然館見学。ハンザケ(おおさんしょううお)を中心とした展示施設。幼年から生後2年、4年、成体まで展示されていた。成体は水槽の隠れ家から大きな顔を出していた。かわいい。

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ハンザケかわいい
国道261号はダラダラと上って中三坂トンネルへ、ここで終了。広島側までトンネル走って、戻りは脇の道で峠越えしようと閉鎖されたチェン越えて行くもその先の柵で止められた。

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中三坂トンネル
トンネルから下り上田所のバス停で休憩。県道50号で市木へ。峠まで緩やかな上り、疲れた体にやさしい。日陰にはまだ除雪した雪が残ってる。峠から市木まで一気に下る。こちら側は勾配がきつい。下りきったら今日の宿マー坊に着いた。
時間あったので瑞穂ハイランドまで行ってみる。宿から2.5キロ、きつい上り、こなきゃよかったと半分後悔しながら上る。島根のスキー場初めて来た。来週で今シーズンの営業は終了だそう。本日80キロ、獲得標高1000m。

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瑞穂ハイランド、自転車は場違い
江津スタートが10時と遅く、距離も75Kあったので時間の余裕がない1日になるかと危惧したが、追い風と緩い坂に助けられて予定より早く宿に着いた。車も少なく、気楽に走れたけどちょっと寒かったな。

国道375号線 大田から美郷で終わり 2018/03/18

国道375号線は昨年の三江線を全部走った時に、浜原トンネルから宇津井までは走った。今回は残りの大田市から美郷町まで。
大田市駅まで輪行、快晴、暖かい。駅でどこに行くのか聞かれる。美郷に行くと言うと、三江線だねと言われる。いや国道375号線を走りにきました、と言ってもポカンとされるだけなので適当にごまかす。石見銀山は今年世界遺産登録10周年だが、3月末までは三江線には勝てぬか。

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今回はここからスタート
市街地を抜けるところで標識を見落とし、国道から外れた。狭い市街地を抜けて国道に合流する。国道375号線は典型的な旧い国道、路側狭く、所々歩道が拡張されてる。川合から別府峠まで上り、峠から美郷町まで一気に下る。長いダウンヒルは上りのご褒美、浜原で国道375号は終了。

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今回はここで終了
粕淵駅前で休憩。ここにも三江線を惜しむ観光客がちらほら、列車到着までまだ1時間以上あるのに。走ってきた国道375号線を上城まで戻る、同じ道走るのは残念だがコース上仕方なし。上城で石見銀山街道に入って、いくつかアップダウンこなして石見銀山センターに。石見銀山は初めて来た。センターには案内のスタッフがたくさんいて、丁寧に案内している。センターを見学してから大森町に。龍源寺間歩見学、大森小は木造の小さな校舎、紅梅白梅が咲いて梅の香りがほんのり漂う。街並みはレトロ、駐車場満車なのに歩いてる観光客少ないのに驚いた。

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梅の香がほのかに漂う

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懐かしい木造校舎の大森小学校
大森町から大田市駅までは下り、本日60K、獲得標高700m。
今日は距離が短く、上りもきつくなく楽なサイクリングだった。これで走ってない国道は石見地方の国道だけに。これからの国道サイクリングは、自宅から遠くを走るので輪行する電車、宿、ルートをきちんと検討して走らないと。まあ、予定外のルートを走るのもサイクリングのおもしろ味だけど。

春めいてきた奥田原まで 2018/03/15

奥田原まで往復トレーニング。行きは向かい風になる南風。景色はすっかり春めいている。田んぼはトラクターが入り代掻きの準備、もうじき田植えか。山からは鳥の鳴き声が、脇を流れる山佐川は水量が多く、地蔵さま観音さまも湧き水豊富。

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湧き水が豊富

この季節はジャージ選びが難しい。今日は長袖の厚手の上着にロングタイツで走ったが、上りでは汗をかき下りは寒かった。荷物になるけど上着は重ね着で脱ぎ着するのがいい。
疲れからか、ストレッチしなかったからか、ポジションいじったせいか、腰が少し痛い。奥田原までのんびり上り、Uターンしてからは広瀬まで一気に下る。本日56K、獲得標高415m。

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梅は咲いたが桜はまだ

 

国道9号線その③益田から津和野まで 2018/03/12

2日目、宿から益田まではアップダウンが続くが道も歩道も広い。ただ月曜の朝、交通量が多いのでできるだけ歩道を走る。益田駅に寄ってから津和野に向かう。
津和野に向かう9号線は旧くて狭い9号線に戻った。しかもトラックが多い。天気はいいが向かい風は冷たく日陰は寒い。
道の駅シルクウェイにちはらで休憩。大きな道の駅、食品工場やグランドゴルフ場も併設されている。日原駅から津和野に向かう9号線はほとんど真っ直ぐ、並行して走る山口線も真っ直ぐ。のんびりとして、ひなな景色は気持ちいいが、交通量が多いのがたまにキズ。徐々に上っていく。

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国道も線路も真っ直ぐ
青野山過ぎてから上りがきつくなる。青野原トンネルから県境の野坂峠トンネルまではきつい。疲れから左ひざが痛む。 軽いギアをクルクル回して負荷をかけないよう慎重に走る。
野坂峠トンネルまでは宿から50K、これで9号線は終了。Rider10は途中でバッテリーが切れにた。

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野坂峠トンネルの津和野側
野坂峠トンネルから津和野に戻る。9号線から津和野に下る道の入り口には大きな赤い鳥居。道の駅津和野温泉なごみの里に寄ってから津和野駅に。この道の駅も大きい、温泉があり地域のコミュニティーセンターのようだ。帰りの特急まで2時間ほど時間があったので、食事して街をポタリングして太鼓谷稲荷神社にお参りしてから輪行して帰る。本日65K、獲得標高500m。

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津和野駅にはサイクルトレインが停車していた
安来市陰田交差点から津和野町野坂峠トンネルまで9号線240K。路側狭く、トンネル狭く、アップダウン多く、交通量も多い。決して走って楽しい道とは言えない。次は出雲から益田までもっと海岸沿いを走ってみたい。