これまで三江線、境線、木次線の各駅を巡るサイクリングをしてきた。今回は一畑電鉄、松江しんじ湖温泉駅から川跡駅で分岐して北松江線で出雲市駅、大社線で出雲大社駅まで。ほぼ平坦、距離も50Kほど、天気良くサイクリング日和で楽勝だと思ったがそうでもなかった。
松江しんじ湖温泉駅からスタート、国道431号は狭く走りにくい酷道、できるだけ歩道を選んで走る。
いきなり松江イングリッシュガーデン前駅でつまづく。駅が見つからない。Aコープや公民館に隠れて線路の向こうにホームがあり、ホームに簡易な待合室があるバス停的な駅。建物に隠れて国道側からはまったく見えない。「駅にはちゃんと駅舎がある」は一畑電鉄には通用しなかった。
松江イングリッシュガーデン駅 見つけられなかった
こんな調子で駅を探すのにすごく時間がかかった。ちゃんと駅舎があればすぐにわかるがそんな駅は少数派。道から少し奥まった場所や住宅や商店の裏に隠れた駅などなかなか駅にたどり着けない。駅が見つからず踏切から線路沿いに目を凝らしてもわからない。そもそもこの辺に駅がありますという雰囲気が感じられない。雲州平田駅まで走ってもう駅探しに疲れた。
川跡駅から北松江線に沿って出雲市駅まで行き、また川跡駅まで戻り大社線を出雲大社駅に向かう。
川跡駅 ちゃんと駅舎があればすぐに見つけられる
もうこの辺りでは惰性で駅探してる。出雲大社駅に着いた時はこれで終わったとホッとした。
西風が強くなり、帰りの松江方面には追い風に乗って走れるはずだが、駅探しに疲れてもう走る気がしない。出雲駅まで走って輪行で帰る、本日68K。
これまでの鉄道各駅巡りで一番駅を探すのが大変だった。何度か一畑電鉄には乗ったけど、電車から見た駅とサイクリングで探した駅はまったく別な駅だった。