島根の道を走ります 

島根と鳥取メインに走るおじさんのサイクリング記 輪行大好き

島根のできるだけまんなかを走るその① 三日月公園から佐田 2017/10/21

島根を横断する道はない。島根の道は日本海から中国山地に向かう縦に走る道がメインだ。国道9号線のほかに東西を横をつなぐ国道はなく、縦に走る国道と国道の間を県道がつないでいる。日本海中国山地のできるだけ中間、島根のまんなかあたりの道を選んで、鳥取県の県境から山口県の県境までつなげて走ってみることに。ただまんなかまで行くには山陰本線で近くの駅まで輪行し、いったん南に下って真ん中あたりまで走り、そこから西に向かって横に走る。そして帰りは北に上って山陰本線輪行して帰ることになる。なかなかプランの立てにくいコースになりそうだ。初回は三日月公園から走ることに。

三日月公園⇒(県道45号)⇒奥田原⇒日登駅⇒(県道176号 掛合大東線)⇒道の駅掛合⇒(県道39号)⇒佐田⇒(国道184号)⇒出雲市駅 距離81K、獲得標高1000m

初回は三日月公園から出雲市の佐田まで。走りなれた県道45号で奥田原を越えて雲南日登駅まで。広瀬をすぎてロード2台に追い抜かれた。県道45号でロードに抜かれたのは初めてだな。今日は天気は良いが放射冷却で冷え込んでいる。大東上久野で気温標識は10℃、日なたでも14℃だ。アームウォーマー、レッグウォーマー、ウインドブレーカーを着こんで走る。

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里山は稲刈りも終わり秋支度を整え紅葉を待っている。日登駅で休憩、ここまではゆったり上ってゆったり下る楽なコース。日も差して暖かくなってきた。日登駅は駅舎もトイレもきれいでとても気持ちいい。

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日登駅から掛合まではアップダウンの連続だけどキョリ測でみるとそれほど高い上りでもない。なのでたいしたことないだろうとたかをくくっていた。ところが日登からの県道176号はいきなりの急坂。思わず道を間違えたかと地図を確認したがこの道に間違いない。先制のカウンターパンチだ。反対に国道314号への下りはゆるい。国道314号を少し走って再び県道176号に。これまた高速の下まで急坂、畑仕事してる農家の人が自転車見てちょっと驚いてる。上りきってからはゆるい下り、さらに進むとゆるやかな上りが続き県道51号まで下る。

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もうこの辺りでアップダウンの連続にめげた。さらにもうひとつ上りを越えて国道54号まで下る。この下りで上りの貯金を使い果たしたな、道の駅掛合で休憩。

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道の駅掛合から佐田までは県道53号、以前反対から走った時にピークのトンネルまで上りがきつかった思い出があり、またきつい上りかとため息がでる。それでも走らないわけにはいかない、ゆるゆるとペダルを踏み出す。ところがなぜか上りがゆるやかで勾配がきついところがない。最後に急坂がまっているのかとかまえていたら、あっさりピークの菅原トンネルに着いた。助かった。この道はドラゴンロードと命名されている。由来は須佐神社ヤマタノオロチ伝説なのかな。

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トンネルから佐田まで一気に下る。下りがきつい、そうそう以前上ったのはこの道だ。佐田からの上りはきついはずだ。距離が2/3で上り標高は100mちかく掛合からより高い。佐田神社にお参りして国道184号から立久恵峡をへて出雲駅まで。途中に桜が咲いていた。各地で話題になってる秋に咲く桜、ここにもあった。

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今回のコースは距離と帰りの輪行を考えまんなかより少し日本海寄りになった。それでも横を走る県道176号のアップダウンにはてこずった。次は出雲から佐田まで南に走ってそこから西に向かってコースをつないで走ることに。なかなか大変なコースが続きそうだ。

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