島根の道を走ります 

島根と鳥取メインに走るおじさんのサイクリング記 輪行大好き

国道431号①出雲から松江と出雲國神仏霊場巡り 2017/06/04

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出雲市大島交差点

島根県の国道を全部走りたい。
今回は出雲市から境港市までの国道431号、沿道に出雲國神仏霊場巡りの社寺が5ヶ所あるので社寺に寄り道してまずは松江まで走ることに。

西出雲駅まで輪行して出雲市大島交差点からスタート。431号を大社方面に向かうとすぐに長浜神社の看板。左折して1.5Kで神社の駐車場、自転車を置いて少し長めの参道を登って参拝する。朱印料500円でいつもの朱印と護縁珠を授かる。宮司さんから「ご縁の道巡拝サイクリング340」のパンフレットもらう。NPO法人サイクリストビューが主催、出雲國神仏霊場20社寺を自転車で巡るイベント。出雲大社スタート、日御碕神社ゴール。期間は1年で全行程340K、参加料は5,000円。これから始める方は参加してみては。

431号に戻り大社から県道29号で日御碕に向かう。大社から10Kほど、しかもずっと上りだ。でも景色は最高、左手に日本海、海の向こうには三瓶山。少し走ると見渡す限りの水平線、岩場には釣り人。さわやかな6月の青い空、穏やかな青い日本海を見ながらのサイクリングは実に気持ちいい。練習だろうロード2台すれ違う。日御碕灯台に行って、経島を見て日御碕神社に参拝。ここは神仏霊場巡りで唯一の朱い神社。

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三瓶山を望む

大社に戻り出雲大社に参拝、相変わらずのにぎわいだ。県立古代美術館で小休止。

431号を平田に向かう。市街地の手前に鰐淵寺の看板が。左折し島根半島を横断して日本海に出る。右手には大規模風力発電が見える。少し大社方面に戻り、そこから山に向かって鰐淵寺に。間違って山門まで自転車で行ってしまったので駐車場まで戻り自転車を置いて歩いて参拝する。ここは環境保全のため入山料が500円必要。駐車場に戻る途中でたぬきに出会う。

来た道を戻って一畑電鉄平田駅で休憩。431号から地方道23号に入り一畑薬師に向かう。一畑薬師までの3Kの上りはきつい。参拝するとまた「ご縁の道巡拝サイクリング340」の話をされる。ずいぶん力が入ってるな、でも去年から神仏霊場巡り始めたので今から参加するのはちょっと無理だ。

431号に戻り松江まで走って松江駅から輪行して帰る、本日105K。

431号走るのと神仏霊場巡りが半々のサイクリング、天気良く車もそれほど多くなくて楽しく走れた。でも寄り道の上りはけっこうきつかった。寄り道せず追い風に恵まれれば1日で県境の境水道大橋まで走れるかも。

国道9号線① 安来から大田 2017/05/29

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鳥取県との県境陰田交差点

 

島根県の国道を全部走りたい。
手始めに国道9号線鳥取県の県境から西に向かって走ることにした。

まずは県境陰田交差点から安来方面に。米子西インターから東松江インターまで山陰道が有料区間なので、降りて9号線走るトラックが多い。交通量が多いので歩道が広い箇所は歩道を、そうでないところは路側を走る。砂利が多くスリップしやすいので注意が必要だ。

9号線は道幅が拡張され整備されてる区間と古いままの区間が交互に現れる。東松江や松江市の市街地は幅が広く比較的走りやすい。松江のローソンで休憩。

松江からは右手に宍道湖が見える。玉造温泉までは道も歩道も広く走りやすいが、そこから先はまた古い国道、狭い歩道や路側を走る。宍道駅は端風が停車するので駅舎がきれいになっていた。山陰本線の端風停車駅はどこも新しく整備されてるようだ。道の駅湯の川で休憩する。湯の川温泉は日本三大美人の湯だそうだ。

湯の川から出雲市への入り口までは古い9号線。出雲市街地の入り口で9号線は出雲バイパスに。バイパスは二車線の広い道、歩道には自転車レーンもある。でも歩道はアスファルトじゃなく砂状の舗装で滑りそう。ロードサイドはチェーン店の大型店舗が並んでいる。向かい風が強くなりスピードが出ない。

神戸川越えるとまた古い9号線、出雲からはトラック増える。神西湖をすぎ小さなアップダウンを越えると道の駅キララ多岐に。ここで休憩、やっと日本海見えた。キララ多岐は大きな道の駅、ビーチやコテージもある。平日でもお客さん多かった。

キララ多岐からは日本海沿を走る。海岸線特有のアップダウンを繰り返し、向かい風の中ゆっくり走る。田儀から内陸に入り日本海とはお別れ、波根までは上り、下って少し走ると大田市駅に到着。本日ここまで、95Kなり。

9号線はサイクリングには不向きな道、酷道だ。走って楽しくない区間が多い。できれば途中輪行するか、脇道があればそちらを走った方がいい。「島根の国道を全部走りたい」ためには楽しさが少し犠牲になるのは仕方がない。
大田市から先、山口県との県境の津和野町野坂峠までは150Kぐらいで1泊2日コースになる。ちゃんと計画しないと。

  

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本日の終点大田市駅のらとちゃん

伯太、阿毘縁、奥出雲 2017/05/18

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宇波のフクロウ

安来から鳥取県日南町には赤屋から永江峠を越えるルートと、草野から寺谷坂を越えるルートがある。去年の5月に走った草野から寺谷坂を越えて阿毘縁(あびれ)、奥出雲を経由して西比田から帰るルートを走ってみた。

今日は伯太川沿いでなく白鳥ロードを東に向かい、ローソンから布部安来線で宇波に向かう。そこそこの坂を上り、ひと山越えて下ると宇波。宇波は福の里、2匹のフクロウの石像が立っている。交流センターで小休止し、笹刈農道で伯太町峠之内に。この農道もピークのトンネルまではきつい上り。下十年畑のイエローバスの停留所で休憩、安来に行くおばあさんと世間話する。

ここから草野、寺谷坂まではきつい上り。寺谷坂が鳥取県との県境、ここからさらに上って少し下ると阿毘縁(あびれ)。この辺りは標高500mほどの高原、キャンプ場や園芸試験場がある。奥出雲町との県境万丈峠まではまた上り。この辺で脚は売り切れ寸前だ。

万丈峠から一気に下る。あんまり下ると戻りが大変とヒヤヒヤする。鳥上のT字路で県道107号で安来方面に向かおうとすると通行止め。仕方なく横田に向かう、が大仁広域農道も通行止めで国道314号まで出て、木次横田線で亀嵩駅に。ここでそば食べて脚を休める。

国道432号を安来に向かう。安来市との市境久比須峠までまた上り。峠で安来方向からロードが1台下ってきた。峠からはゆるい下りで向かい風、ペダル踏まないと帰れないから必死にペダルを踏む。西比田、布部、広瀬までは下り。広瀬からは平坦で向かい風の中軽いギアをクルクル回してなんとか帰宅。本日101Kなり。

きつかった、上りが多いコースは70Kぐらいが限度か。

 

 

 

鷹入りの滝 2017/05/16

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安来に住んでいたのに知らなかった「鷹入りの滝」。以前NHKラジオで地元の方が紹介していた。昨日のリベンジ、グランボアで行ってみた。

自宅から安来に向かい伯太川沿いに上流に向かう。伯太の標識は日南30K、比婆山の標識は日南29K、赤屋の標識は日南29K。距離は正確だろうが不思議な感じだ。

井尻からは徐々に上り、ゆっくり標高を稼ぎ赤屋で左折。ここから道は狭くなり勾配もきつくなる。上りの途中に「鷹入りの滝」入口の標識。少し上ると駐車場があり自転車はここまで。ここからは徒歩で登っていく。

滝までは徒歩15分ほど、そこそこきつい登り。滑るのでSPDシューズでは気をつけないと。三の滝の手前に東屋が、その先に二の滝。本滝には歩道が未整備で登れない。二の滝の上に本滝が見えた。滝は水量が多く「秘境地としてすばらしい名水部門全国2位」に選ばれただけはある。一見の価値あり。入口の東屋で休憩して昼食、でもカロリーメイトだけど。

地元上小竹は高齢化が進み、資金も足りず滝の維持管理が大変だという。それならクラウドファンディングなんかで資金を集めて周辺も含めて整備すれば、自然豊かな景勝地になるんじゃないかな。もったいない気がする。

滝から鳥取県との県境永江峠までは3Kほど。新緑の中、落ち葉一杯の道を鳥のさえずりを聞きながら上る。峠からは日南町印賀まで下り、粟谷から寺谷坂へ。ここがまた県境、赤屋まではかなり勾配がある下り、去年上った時辛かったことを思い出した。

赤屋で来た道と合流、向かい風、下りでもけっこうペダル踏む。伯太でちょっと休憩して帰る。本日70Kなり。

上りはきつかったけど、「鷹入りの滝」に新緑の山と若葉の匂い。鳥のさえずり聞いて、清々しい風に吹かれてのサイクリングは実に楽しかった。脚がもう少しあればもっと楽しいのに。少し走り込まないと。

伯太チューリップ祭り 2017/04/08

伯太チューリップ祭りにグランボアで行く。5月上旬並の気温、ロードジャージは半袖半パン、風が気持ちいい。

道中社日公園の桜を見る。満開だ、山全体が桜色に染まっている。
伯太川土手の桜並木も満開、水仙や菜の花、春の花が咲いている。チューリップ祭りの会場は賑わっているけど、チューリップ畑を散策してる人は少なめ。去年も思ったがチューリップを畑一面咲かせることはできないのだろうか。きれいなんだけど迫力がないなと残念に思う。満開の桜を見ると余計にそう感じる。
帰りに雉を見た。グリーンメタリックの胴と頭の赤が輝いている。雉見たのは久しぶりだな。
グランボア、ゆったり走れて久しぶりのサイクリングにはぴったりだ。

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自転車旅 島根県が歓迎

島根県がサイクリストを歓迎する店舗、施設を登録する「ご縁サイクルステーション」制度を始めた。登録した202施設に掲示用のステッカーを配布した。施設は道の駅、観光施設、コンビニなど。
島根も鳥取もサイクリストの誘致に積極的だ。全国的にも「しまなみ街道」が起爆剤になってさまざまなイベント、自転車道の整備が行われている。サイクリストにとって実にいい時代になった。
おじさんも島根の道をもっと走って、サイクリスト目線で島根のいいところ、美味しいものを紹介していかないとな。時間はあんまりのこされてないぞ。

3月1日日経新聞中国版

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Focusオーバーホール 2017/01/09

 

今自転車は3台、それぞれ2年から3年に一回オーバーホールしている。今回はFocus、あまり乗ってないので3年ぶり3回目のオーバーホールになった。

いつもはチェン、タイヤ、チューブ、アウター、インナーワイアーの交換とヘッドとハブグリスアップを行うが、今回はタイヤとチェンは消耗してないので交換せず。
オーバーホールすると乗って軽く感じる。それに定期的に消耗品を交換することでトラブルも少なくなる。ここ10年パンク以外のトラブルは殆どない。
掃除や簡単な整備は自分でやるし、パンクなどの修理もできる。また自転車はパーツが少なく、一見メンテナンスが簡単そうに思えるが、その分技術の差がでる。プロのメカニシャンの技術力は凄い。なので定期的なオーバーホールはプロに任せている。今回はヴィレッタにお願いした。
これで安心して走れる。走る前と走った後の点検と掃除、定期的なオーバーホールは最大のトラブル回避策だ。