島根の道を走ります

島根県の道を全部自転車で走りたいおじさんのサイクリング記

三江線の全駅を巡る 2017/09/29、30

三江線が2018年4月1日で廃止になる。廃止になる前に、三江線のすべての駅を、できるだけ三江線に沿って巡るサイクリングに出かけた。三江線は延長108K、余裕をもって2日にわけて走ることにした。

輪行もしたいので、三江線潮駅からすぐの大和荘に2泊し、1日日は潮駅から江津駅まで走り輪行して潮駅に戻る。2日目は大和荘から三次駅まで走り、三次駅から口羽駅まで輪行して大和荘まで戻るプランをたてた。今回はグランボアで行った。

 

9/29

車で大和荘に向かい、自転車組み立てて9時に大和荘をスタート。戻る列車の発車時刻も考え14時半には江津駅に着きたい。それでも江津駅まで70Kを5時間半、写真撮りながらのんびり走っても大丈夫だろうと考えていた。 

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起点の潮駅

ところが、最初の沢谷駅までが思ったより遠い。なんで、と思ったら地図の縮尺が1/60,000。1/30,000の縮尺地図使うことが多いので、縮尺がいつもの倍だ。どうりで遠いはずだ。

三江線沿いの道への分岐がわかりにくい。いきなり粕淵駅から明塚駅への道を間違える。標識がないので、地図をちゃんと読んで走らないと間違えてしまう。分岐で立ち止まり、その都度地図を確認する。老眼はつらいし、時間もかかる。

駅の場所がわかりにくい。普通はこの辺りに駅があるはず、という雰囲気があるものだが、三江線はなんでここに駅があるの、という駅が多い。しかも駅舎も小さく、気をつけないと見過ごしてしまう。なんどか町の人に駅の場所を聞いた。

各駅で写真を撮るのに予想以上に時間がかかった。駅舎と駅名と自転車が一緒に写るアングルを探して写すと、5分ぐらいかかってしまう。しかも駅舎の中をのぞいたりするとますます時間がかかる。

災害復旧工事のため通行止めが各所に。そのたびに迂回を余儀なくされる。迂回路もわかりにくいし距離もある。

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中間の石見川本駅で11時半、ここまで2時間半。駅に着くたびに止まって、写真撮ってはまた走り出す。分岐でも止まって地図を確認する。ストップアンドゴーの繰り返しが脚にこたえる。江津駅まであと9駅。この調子で14時半までに江津駅に着くのか、少々不安になる。地図で駅間の距離を測り、駅間はそれなりにがんばって走り時間を稼ぐ。

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千金駅

川戸駅に13時に着いて、ようやく14時半に間に合うだろうとひと安心する。ところが次の千金駅が見つからない。田んぼの中、ここだろうと当たりをつけてようやく見つける。1日目一番の「なんでここに駅が」だった。このあと江津駅までは三江線沿いのわかりやすい道、江津駅には14時すぎに着いた。途中でがんばったおかげだ。

 

潮駅に戻る列車まで1時間以上余裕ができたので、ゆっくり帰りの準備。初めてグランボアで輪行、家で何度か練習したけど30分近くかかった。

 

帰りの列車は鉄分いっぱい。2両編成の1両目はほぼ満席、2両目も半分埋まっている。みんな車窓からの景色を撮っている。途中駅で下車するのは地元の人だけ、みんな三次まで行くのだろうか。潮駅に着き組み立てたら日が暮れた。本日80Kなり。

 

9/30

7時に大和荘をスタート。寒いのでウインドブレーカーとレッグウォーマー履いて走る。江の川沿いに上流に向かうので上りが続くと思ったが、それほどでもない。今日は駅に止まるごとにメモを取った。

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宇都井駅

最初の石見松原駅から伊賀和志駅までは高架の駅。階段上ってホームに出る駅が続く。宇都井駅は天空の駅。ホームまで高さ20mを116段の階段で上る。2日目一番の「なんでここに駅が、しかも地上20メートルに」だ。ホームはトンネルに挟まれている。ホームからの景色はなかなかのものだ。

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江の川と雲海

口羽駅は国道から奥まっていてわかりにくい。ここから次の江平駅まで三江線沿いに道があるが通行止め。迂回して国道375号を走る。「江の川カヌー公園さくぎ」をすぎて、香淀駅に。ここの駅舎はウッドハウス風で、三江線の駅で一番おしゃれだった。次の式敷駅ウッドハウス風。ちょうど江津方面に向かう列車が来た。ようやく走る三江線の列車を見ることができた。ここまで順調、この調子なら三次駅まで行って輪行せずに戻れるかもと思った。

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香淀駅

次の信木駅への道で迷う。線路沿いの道が結構上っていて、間違えたんじゃないかと疑心暗鬼になる。農家の人に聞いて、上っている道で正しいとわかる。信木駅、次の所木駅は道から下ったところにある。駅の標識がなければ通りすぎるところだった。船佐駅から次の長谷駅に向かう県道が通行止め。仕方なく所木駅まで戻り国道375号から国道54号に入り、県道112号で戻って粟屋駅長谷駅に。長谷駅から先は通行止めになっていた。通行止めで10K以上迂回することになったが、何とか2駅寄れてよかった。尾関山駅から三次駅に、13時着。ここまで74K。14時11分の列車まで1時間ちょっとあるが、無理せず口羽まで輪行することに。三好の街をポタリングしてから輪行の準備。慣れたので20分ほどで収納できた。

 

14時11分の列車は1両編成。この列車に2つのツアー客が乗ってきて満員、通路も人でいっぱい。口羽駅まで座って楽できると目論んでいたが、作木口駅まで立つことに。当てが外れた。ツアー客はじいさん、ばあさん。最初は車窓から景色を見ていたが、そのうちおしゃべりばかり。作木口駅でツアーの客は下りて行った。川の向こうには大型バスが2台待っていた。

 

終点の口羽駅で降り、国道375号で大和荘まで戻る。途中の両国トンネルが3,233mと長い。ちょっと怖かった。ランニング中の兄さんとトンネルの中ですれ違う。トンネル出口すぎて泥除けから異音が。テールライトが緩んでいた。治そうとしたら+ドライバーがない。仕方なく外して走る。16時30分大和荘到着、本日100Kなり。

 

1日目は思った以上に大変だった。道はわかりにくい、駅が見つからない、写真撮るのに時間かかる、通行止めで迂回する。途中必死で走ったので、あまり景色や道を楽しめなかった。あとで写真見ても、ここどんな駅だっけと思い出せない駅がいくつかある。

2日目は1日目を教訓に朝早くスタートしてた。駅ごとにメモ取って、写真もさっさと撮った。途中まで順調だったが、長谷駅への道の通行止めの迂回と、三次駅からの輪行が誤算だった。それでも1日目より景色や道を楽しめ、駅の記憶もはっきりしている。

 

2日間とも天気に恵まれ、秋晴れの空の下、予定どおり三江線沿いに全駅巡ることができた。トラブルもテールライトのみ。それにしてもサイクリングプランは十分余裕を持って立てることがいかに大切か、改めて思い知らされた。