島根の道を走ります 

島根と鳥取メインに走るおじさんのサイクリング記 輪行大好き

令和2年初走り 2020/01/19

令和2年の初走りは松の内も過ぎた19日、天気予報は午後から曇り、午前中なら走れるだろうと恒例の神社巡りサイクリングにでかけた。

まずは熊野大社へ。厄除け祈願の参拝者がちらほらいるだけで境内は静かだ。ここはいつ来てもなぜかほっとする。最初に参拝する神社が熊野大社でないとサイクリング初詣は始まらない。

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熊野大社

つぎは神魂神社。ここは来るたびに参拝者が増えてる気がする。うっそうと茂る木々に囲まれた急な参道を上るとすぐ目の前に国宝の本殿。本殿を囲むようにいくつかの社殿が配置され連綿と続く古代出雲の神社様式を今に伝えていてスピリチュアルな雰囲気満点だ。

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神魂神社の急な参道

八重垣神社はもう出雲大社と並ぶメジャーな神社。縁結びは八重垣神社のほうが有名になった感もある。さすが参拝者の数も他の神社を圧倒していた。

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八重垣神社は参拝客がたくさん

平濱八幡宮、武内神社。交通安全にご利益のある神社で今年一年のサイクリングの安全をお願いする。

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平濱八幡宮、武内神社の境内にある無事かえる

フラットなコースをのんびり走って本日44kなり。今年もちゃんとお参りした、健康で安全なサイクリングができますように。

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東海岸から望む冠雪の大山

伯太から南部町、日南町を周る 2019/11/23

自宅⇒伯太・井尻⇒(県道104号線)⇒南部町⇒(国道180号線)⇒賀祥ダム・緑水湖⇒五輪峠⇒(県道48号線)⇒印賀⇒(県道105号線)⇒伯太⇒(県道9号線)⇒自宅 距離79k、獲得標高792m

伯太までは伯太川沿いの土手を走り、伯太町井尻から県道104号線で南部町に向かう。県道104号線の井尻側は午前中日陰になっていてちょっと寒い。井尻から100mほど上って法勝寺へ下る。法勝寺側は道も広く緩やかな下り、日が当たり暖かい。MTB2台とすれ違う。

法勝寺から国道180号線で賀祥ダムへ。ダムの手前から上りが始まり直線的に上っていく。ダム湖の緑水湖の周りは紅葉が見ごろ、遠くに大山も望める。

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緑水湖
上りでロード2台とすれ違う。鳥取を走ると自転車によく合う。緑水湖で休憩、上りで汗かいてヒートテックが濡れて冷たい。体が冷えないようにしっかり汗をふく。国道180号線をそのまま進み日南町との境、五輪峠に。上り途中で右腰にちょっと突っ張る感じがした。腰を痛めないよう軽いギアで走る。五輪峠でアンダーウエアを着替えて下りに備える。

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五輪峠

峠の先を右折して呼子キャンプ場方面に向かい県道48号線に出て印賀に。五輪峠から県道48号線までの名もない道は、里山を走るなかなかいい雰囲気の道だった。

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五輪峠から県道48号線に向かう道のピーク
印賀から県道105号線に入り永江峠を越えて伯太町上小竹へ。県道105号線も鳥取側は道が広いが峠を越えて伯太町に入ると急に道幅が狭くなり、木立に覆われ杉の枯葉に道が覆われている。慎重に下る。

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永江峠からの下り
鷹入りの滝をすぎ赤屋まで下り県道9号線で伯太町まで戻る。これで井尻を起点に南部町、日南町をぐるりと一周した。

今年は紅葉が遅くて11月前半まで色づいてなかったけどようやく紅葉を見ることができた。でも今年は熊の目撃情報が多い。冬眠するまでは交通量の少ない山道は走れないな。

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赤屋の紅葉

奥出雲おろちループから林道小峠線 2019/11/02

奥出雲町サイクリングターミナル⇒(県道270号線)⇒八川⇒(国道314号線)⇒おろちループ⇒三井野原駅⇒(林道小峠線)⇒小峠⇒大馬木⇒(県道25号線)⇒奥出雲町サイクリングターミナル 距離43k、獲得標高680m

奥出雲町サイクリングターミナルをスタートしまずは八川に向かう。気温は6℃、寒い。いきなり上り、でも体が温まるからありがたい上りだなんて思ってたがけっこう勾配はきつい。絲原記念館をすぎ大谷峠まで上り、下って八川から国道314号線に入る。八川小学校の大銀杏が見事に色づいていた。

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小学校だから観光スポットにならないが見事な大銀杏だ

おろちループに向かって淡々と上る。出雲坂根駅で小休止、3連休初日で延命水を汲みに来てる人が多い。坂根トンネルを出たところから見返ると青空に赤いループ橋が映えて美しい。紅葉もちょっぴり。道の駅奥出雲おろちループの駐車場にもたくさんの車、ちょっとびっくり。

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このアングルから見るおろちループが好きだ

三井野原駅で休憩し駅前の道をスキー場方面に向かう。スキー場をすぎると林道小峠線の入り口。国道からは入れないのでちょっとわかりにくい。

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道は荒れてないし広いけど路肩は危ない
ここから小峠まではすぐ。小峠の標高は778mで三井野原駅より高い。これまで島根を走ったなかでは同じ奥出雲町の俵原越に次いで2番目に高かった。

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風情のある小峠、でも峠を示すものは何もない
小峠からは急な下り、大馬木に下る。大馬木から県道25号線で奥出雲町サイクリングターミナルに戻る、本日終了。

秋晴れ、朝は寒かったけどだんだん暖かくなり、風もなく絶好のサイクリング日和。サイクリングターミナルの舞茸焼肉定食、仁多米の新米をお腹一杯食べた。美味しかった、これぞ秋の味覚。

倉吉から人形峠、辰己峠 2019/10/28

輪行倉吉駅⇒(国道179号線)⇒三朝町⇒穴鴨⇒人形峠⇒(国道482号線)⇒辰己峠⇒佐治町用瀬町⇒(国道53号線)⇒鳥取 距離84k、獲得標高1100m

鳥取県岡山県の県境の人形峠、辰己峠と2つの峠を越える。きついコースが予想されるので時間に余裕もたせるため朝一番のまつかぜで倉吉へ。まつかぜは通勤特急らしく通勤、通学の乗客が多い。今日はグランボア、泥除け外してきたので倉吉駅スタートは8時。

国道179号線で三朝へ、ここから緩い上りが始まる。車が少なく走りやすい。穴鴨で左折して人形峠の上りが始まる。なぜか勾配標識が多い。勾配にあまり変化なく5~7%ぐらいかな、直線的に上っていく。

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人形峠へは虹の道、名前の由来はなんだろうか

人形トンネル手前で側道に入る。側道は川のせせらぎ、枯葉の落ちるカサカサという音しかしない静かな上り。ここまで28Kずっと上り、勾配もきつく脚も一杯になったので峠の手前から押しになった。峠の碑をすぎて少し上って峠のピークに着く。峠にはかがくの森プラザがある。入場料無料なので見学してから大休止。

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人形峠に碑、ピークはもう少し上る 人形峠の由来はかがくの森プラザに説明があった

人形峠から下って鏡野町で左折し国道482号線を辰己峠に向かう。淡々と上り恩原湖すぎて一旦ピーク、ピークから急こう配を少し下って上り返すと辰己峠。なんかあっさり着いた。

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辰己峠手前のピーク、急勾配の標識初めて見たかも

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辰己峠から鳥取県側は展望が開けてる
辰己峠からは10%の下り勾配、慎重に下る。途中の展望台から山並みを見るも紅葉はいまいち。

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下り途中の展望台
佐治川ダムまでの4kで350mほど下る。

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佐治川ダムで少し色づいている
佐治川ダムから勾配は緩やかになり楽しい下り、しかも車がほとんど走ってない。脚を溜めながら走る。佐治町をすぎ用瀬駅まで一気に下る。

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用瀬駅から輪行しようと思ったら次の列車は2時間待ち、時刻表に鳥取まで走れと言われたようだ。国道53号線で鳥取に向かう。いい具合の追い風に背中押され売り切れた脚もくるくる回る。1時間ほどで鳥取駅に着く。帰りのとっとりライナーは混んでた、座れてよかった。

700mの峠2つ越えるコースはなかなか手ごわかった。用瀬までなら30k上り30k下りでちょうどよかったんだけど因美線甘くみてた。用瀬から鳥取までが向かい風だったらきつかったろうな、運が良かった。




鏡ヶ成へ 地蔵峠、新小屋峠、見返峠 2019/10/14

輪行浦安駅⇒(県道44号線)⇒地蔵峠⇒(県道45号線)⇒新小屋峠⇒鏡ヶ成⇒(県道114号線)⇒見返峠⇒鏡ヶ成⇒(県道45号線)⇒下蚊屋別れ⇒(大山広域農道)⇒下蚊屋⇒(国道482号線)⇒江府駅⇒輪行 距離49k、獲得標高1080m

大山鏡ヶ成の3つの峠に行く。いつも利用する鳥取行列車よりひとつ遅い列車に乗ったら米子駅乗換えに時間がかかり、しかも信号トラブルで遅れ浦安に10時過ぎに着いた。予定よりずいぶん遅れた。

浦安駅から県道44号線で地蔵峠へ。県道44号線はほぼ直線の緩やかな上り、足慣らしにはいい感じの道だ。地蔵峠は最初はきついがそれを過ぎると比較的緩やかになる。ここで小雨が降りだす。地蔵峠の展望台からは何も見えない。しかもこの先新小屋峠まではまだ上りで峠感全くない。

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地蔵峠展望台、周囲はガスでなにも見えない

「いわなや」を過ぎると勾配がきつくなり10%標識が。休み休み上ると後ろからコルナゴに乗ったローディが元気よく追い抜いていく。うらやましい。

ようやく新小屋峠、貧脚はここで売り切れ寸前に。新小屋峠も江府町との境界標識があるだけ。でも下りが見通せるので峠に着いたなとは感じる。

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新小屋峠、登山のグループが山を下りてきた
だいぶ寒くなったのでフリース2枚重ねで下る。依然小雨が降って路面が濡れ非常に滑りやすい状況、鏡ヶ成キャンプ場まで慎重に下る。

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40数年ぶりの鏡ヶ成キャンプ場 天気悪いのに登山客多い

鏡ヶ成から県道114号線で見返峠へ。見返峠までは下り、ここも峠感全くなし。

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見返峠は標識もないので地図を見ないと峠とわからない
すぐに鏡ヶ成キャンプ場まで上り返しガスの中県道45号線を下る。

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ガスで見通しが悪い 後ろから車が来ると怖い

下蚊屋(さがりや と読む)別れで大山広域農道に入りサントリーの工場に行くも見学に1時間かかるとのこと、見学はあきらめ大山広域農道下る。この広域農道ほとんど直線で10%近い勾配、最後にちょっとだけカープがある。下蚊屋から国道482号線で江府駅まで下って本日終了。

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江府駅 帰りの列車は1時間待ち 

予定より遅れるとよくないことが起こる。今日は雨だった。予報では降水確率20%でくもりから晴れになるはずだったのに。それでも小雨で済んだのは幸い、パンクでもしたら目も当てられない。今日は下りでブレーキ握りっぱなし、こんな時シマノのブレーキは本当に頼もしい。

明地峠から新見、伯備線各駅巡りその② 2019/10/09

新見駅からは伯備線各駅巡り。布原駅に向かうも県道8号線がわからない。布団干してたおばさんに尋ねてようやく県道8号線に。伯備線をくぐって川面峠まで上る。上るにつれ道は狭くなり杉木立に入っていく。さらに上ると道路工事の看板が。この先布原駅への道は自動車通行止め、2輪車と歩行者は通れるようだ。上りきって平坦な所になると道は分岐していて工事看板が。布原駅は左に下るようだ。

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布原駅への分岐、左に下る
下ると途中で路肩が2か所崩落して復旧工事していた。100mほど下ると民家が一軒、その先に欄干のないコンクリート橋が、おじさんが川面を眺めてた。橋を渡るとようやく布原駅。後で知ったが布原駅秘境駅で有名なんだそうだ。

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布原駅 伯備線は停車せず芸備線の列車だけ停車する
駅の周囲は川と山、民家は4件ほど。

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布原駅の周辺は山と川
なんでこんなところに駅が、しかも時刻表は芸備線となってる。はてなはてなだ。JRの職員さんがいたので駅の由来を訊いたけど知らなかった。備中神代駅までの道を尋ねると下ってきた道を上り返して分岐を右に進むしかないらしい。ちょっとため息はいて今下った道を上り返す。

杉木立と落石の多い道を下り踏切を渡ると備中神代駅に着いた。駅舎が見えたときはあった、助かったと思わず口にした。備中神代駅からはちゃんとした県道8号線に。

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備中神代駅布原駅はえらい違いだ

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足立駅、ようやく特急やくもの車窓から見えるなじみの駅に来た。

 さらに県道8号線を上って新郷駅。ここも見なれた駅、布原駅から4駅巡るのにえらく時間がかかった。

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新郷駅
谷田峠を越えれば鳥取県生山駅まで一気に下り本日終了。距離83k、獲得標高988mなり。

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今日は輪行に手こずった

3か月ぶりの輪行サイクリング、ちょっとハードだったけど裏大山の景色を眺め、長く楽しい下りを楽しみ、秘境駅を訪ねと見どころ走りどころ満載でおなかいっぱいのコースだった。天気も良かったし。でも秋の気配をあまり感じなかった、秋が年々短くなって夏が長くなっている気がする。

 

明地峠から新見、伯備線各駅巡りその① 2019/10/09

輪行根雨駅⇒(国道180号線)⇒明地トンネル⇒(国道180号線)⇒新見駅⇒(県道8号線)⇒布原駅備中神代駅足立駅新郷駅⇒谷田峠⇒生山駅輪行 83K、獲得標高988m

3か月ぶりの輪行サイクリング。今日は泥除け付のグランボア、久しぶりの輪行で分解収納に手間取り、列車の発車ぎりぎりになった。日野高校の生徒さんたちで根雨駅は混雑、邪魔にならないよう最後に改札を出る。

根雨駅での組み立てにも手間取るがゆっくり正確に組み立てろと自分に言い聞かせる。組み立てして走り出すまでに30分以上かかった。

国道180号線で新見を目指す。緩い上りを進み門谷に入った所から勾配が厳しくなる。ここから明地峠への上りが始まり九十九折れの道をゆっくり上る。なんせ本格的な上りは3か月ぶり、脚も重い。しかも国道180号線は大型トラックがビュンビュン走ってる。路側が狭いので怖い。はみ出ないよう慎重に走る。

トンネル手前に明地峠展望台。今日は晴天、展望台から望む山並みとその向こうに見える裏大山が美しい。少し進むとまた展望台が、最初に言ってくれ2つあると、再び自転車を止め景色を眺める。ここからの眺望も美しい。ここは展望台2つで止まるべきだ。

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最初の展望台、空の青さと山の緑のと雲の白さのコントラストが美しい

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2つ目の展望台、眺望がちょっと違う

明地トンネルまで根雨から10kの上り。明地トンネルは狭い、暗い、長いの3拍子揃った怖いトンネル。しかも大型トラックが多いときてる。覚悟して走る。後ろからトラックが来る気配がしたら止まってやり過ごした。トンネルを抜けるとほっとため息、肩の力が抜けた。

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明地トンネルの鳥取県側、怖いトンネルが始まる

ここからは楽しいダウンヒルが始まるがトラックには注意、はみ出ないようスピードを抑えて下る。千屋を過ぎ道路工事で止まり振り返るとそこには千屋ダムが、国道のすぐ近くにダムがあるのは初めてだ。

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千屋ダム、国道からすぐ見える

いいかげん下りに飽きたなどと贅沢なこと考えていたら新見駅に着いた。

明地トンネルから約30kの下りだった。こんな長い下りは初めてかな、楽しい下りだった。新見から走ったらえらいことだ、そういえば明地トンネルを抜けたところでMTBのサイクリスト2人とすれ違った。あの2人上りにうんざりしたんじゃないかな。

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