島根の冬はサイクリングにはなかなか辛い季節だ。天候は安定せず、雪が降れば溶けるまで道路はびしょびしょ。残雪や路面の凍結など注意することが多いので、山を走るのはなかなか難しく、なるべく平地を選んで走ることになる。
今年のサイクリング始めは県道45号を奥田原へ向けて走った。冬に安来から山に向かって走るのは初めて、先日の寒波でまだ残雪が残っている。広瀬から山佐、奥田原に上るにつれて気温は低くなり残雪が多くなる。雪の中の嫁こい観音、婿こい地蔵は風情がある。雲南市との市境から戻る。奥田原から山佐への下りは、スリップしないよう慎重に走る。下りは寒い。本日56キロ。
雪を見ながらのサイクリングはなかなか乙だが、雪解け水が路面を濡らしているので、朝や夕方気温が下がれば凍結する恐れがある。朝はゆっくり走り始め、早めに帰ってくるのがいい。最近は天気予報の精度がとても高いので、降水確率が低いときはがんばって走りたい。