島根半島の日本海側を、できるだけ海沿いに走ってみた。日本海側をぐるっと周遊できる道はない。できるだけ海沿いの道を地図で探して走る。
境線の馬場崎町駅まで輪行。境水道大橋を越えて県道2号を美保関方面に。左側に雲津の標識が見えたら左折して県道181号で雲津に向かう。ここまで5K。
県道181号はいきなり10%の勾配、一気に標高80mまで上って、15mまで下ると美保関林道との交差点。ここで左折して林道に入り七類に向かう。
林道入口
林道入口から七類まで平坦な部分はない。ひたすらアップダウンを繰り返す。途中に展望台あり。
秋晴れの穏やかな日本海、沖に向かう船、海岸には釣り人。海は海岸からはエメラルドグリーンだが、沖では群青にかわる。絵の具で塗り分けたようにくっきり色がかわる。
美保関林道の途中
七類から県道37号で北浦に向かう。途中菅浦で海岸に向かい、須義神社脇の苔むした道で北浦に。北浦で再び県道37号に入り、加賀に向かう。途中、野波からマリンパーク多古鼻に行く。初夏を思わせる天気の下、たくさんの家族連れがキャンプを楽しんでいた。
マリンパーク多古鼻の展望台から
マリンパーク多古鼻への道は、もう少し勾配を緩やかにできなかったもんかね。海岸から一気に標高100mまで上る道は、平均勾配が10%を超えてる。今日一できつい上りだった。
野波からチェリーロードに。30年以上前、まだ大学生だったころ、島根半島の道はこのチェリーロードそのものだった。この狭い道に、路線バスが走り、車とのすれ違いで苦労していた。
チェリーロード入口
チェリーロードで加賀に。港では家族連れが魚釣り。今は何が釣れるのだろうか、岩壁からはあまり釣れなくなったと聞いてるけど、今日の釣果はどうかな。
加賀から恵曇までは県道37号。御津から島根原発の裏までは、きついのぼり。ここまでのアップダウンでだいぶ脚を使ったので、さすがに辛くなってきた。上りのピークから下れば恵曇港。海岸線走りはここで終了、県道181号から恵曇まで60K。恵曇から15K走って松江駅に。松江から輪行して帰る、本日80K。
片句の海岸線
初夏を思わせる、季節外れのさわやかな秋晴れに恵まれて、楽しいサイクリングになった。海岸線の距離は60Kだが、獲得標高は1,200mを超えていた。次は恵曇から日御碕まで走らないと。
今回はFOCUSにRider10をつけて走った。松江駅で輪行した時、記録モードを停止しなかったので、輪行した距離と電車の時速が追加で記録されてしまった。Rider10を使うときは、輪行時に記録モード停止が必須だ。