島根の道を走ります 

島根と鳥取メインに走るおじさんのサイクリング記 輪行大好き

梅雨の晴れ間に 宇波ポタリング 2018/06/16

梅雨の晴れ間にトレーニングをかねて宇波をポタリング

飯梨から県道45号から広瀬に向かって飯梨川の左側道路で塩谷橋へ。

塩谷橋から富田山荘方面に入り、安能トンネル手前で安能農道に合流して県道257号に入る。

右折して峠を越えて下れば宇波。森坂橋から滝奥地区に向かう。

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奥滝地区の入口

たしかこの先は行き止まり、農家の人に聞いたら3Kほどで行き止まりらしい。ただ滝があるので滝まで行くことに。

少し上ると塩滝の看板が、納屋に自転車おいて竹林を下ると塩滝が。意外と大きくて見事な滝だ。今年は水量が多いのでどこの滝も見ごたえがある。なので、滝があればできるだけ見に行くようにしている。

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塩滝 今年は滝のあたり年

塩滝からさらに上って行き止まり。最近行き止まりまで走ることも増えた。これまで行き止まりは避けてたけど、ここで終わりか、この先民家はないんだ、と思うと行き止まりに何となく風情を感じるようになり、行き止まりもいいもんだなと思うようになってきた。

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カーブの先は行き止まり 行き止まりは突然やってくる

行き止まりから戻って布部方面に向うも槇ケ峠先で通行止め、迂回路を下布部に下る。国道432号にでて帰る、本日50Kいいトレーニングになった。

自宅近くまで帰ったら、なんでもない所で後輪がパンクする。今年すでに4回目、全部グランボア。しかも今回は新しい耐パンク性の高いタイヤに交換し、チューブも新品にし、空気圧もちゃんとチェックしたのに。これはパンクの貧乏神に取りつかれてるとしか思えない、お祓いしないと。

梅雨の晴れ間に浦富海岸 2018/06/14

梅雨の晴れ間、鳥取県浦富海岸から兵庫県浜坂まで山陰海岸ジオパークを走る。
鳥取駅まで輪行。晴れているが東風が強い。まずは鳥取砂丘へ。砂丘入口から県道319号を東に。強い向かい風、砂丘や砂浜からの飛砂が当たって少し痛い。海は白波が立って荒れている。道路脇にはジオパークロードがあり走ってみたが、細かいアップダウンで常に上下して落ち着かない。

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遊覧船乗場のマスコット看板

峠を越えて、浦富海岸の島めぐり遊覧船発着場で休憩。遊覧船は悪天候のため運休。網代漁港から県道155号を一気上る。上った先は浦富海岸の断崖、奇岩、洞門と青い海。絶景だな、島根半島より断崖が高く、隠岐の断崖に似てる。海岸線の道路脇には各所にビューポイントが設けらている。止まって写真撮ってたら時間がかかって進まない。

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浦富海岸は絶景だ

断崖上の道から下って浦富海水浴場、牧谷海水浴場。強風、波高く砂としぶきが飛んでくる。

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浦富海岸海水浴場を望む 

東浜駅で休憩。新しくスケルトンでモダンな駅、近くにお洒落なレストランも。なんでと思ってたら翌日のテレビに答えが。東浜駅は端風の停車駅になっていた。端風おそるべし。東浜駅から県境の峠を越えて兵庫県に。峠の上りでおじさんサイクリストに抜かれる。速いなと思ったらe–bikeだ。思わず「電動ですね」と声かける。

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居組港への下りにあるビューポイントにはデジカメの置き台が

峠を下り居組港から国道127号で浜坂駅に。向かい風が強くなる。ちょうどいい列車があったので輪行して帰ることに。ずっと向かい風で距離短かったけど山陰海岸ジオパークの絶景を楽しめた、本日43Kなり。

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浜坂駅

今日は由良駅から海岸線を鳥取に向かうプランだった。ところが輪行の車窓から外を見ると強い東風が吹いている。由良駅から走るとずっと向かい風で楽しくない。なので鳥取駅から浦富海岸を走るコースに変更した。おじさんサイクリストは体力ないからプラン変更は柔軟にしないと大変なんだ。

梅雨の晴れ間に海へサイクリング 2018/06/07

久しく海岸線をサイクリングしていなかったので、梅雨入り後始めての晴れの日に日本海を見に行く。

揖屋から東松江、大根島の江島から美保関側の国道431号に入り、松江方面に少し戻って県道157号、37号で島根半島越えて北浦海水浴場に。初夏の日本海は沖に向かって青のグラデーションが広がり、空の青さと海の青さのコントラストがまぶしい。しかも半島の山々は新緑、青と緑が鮮やかに共演するのはこの季節ならでは。しかも今日はカラッとして風がさわやか、初夏まるかじりのサイクリングだ。

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北浦の岩場
県道37号を北浦、千酌、笠浦、野波。野波からチェリーロードで加賀に。チェリーロードは新緑のトンネル、木立の間から切れ切れに海が見える。途中の展望台から望む海の青のグラデーションがきれいだ。ただ雑草や雑木が茂って見えにくいところが。

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展望台も雑木や雑草が茂って見通しがよくない

加賀の遊覧船乗り場で昼食。いつもご飯は携行食で済ますけど、さざえご飯の看板に魅かれ、せっかくなのでいただくことに。美味しかった。加賀からは半島を越えて松江に、松江だんだん道路で大橋川を渡り、竹矢から旧国道9号で帰る。本日80K、獲得標高600m。

初夏の日本海の青と島根半島の新緑のコントラストは今が見ごろ、梅雨の晴れ間にまた走りたい。ただ道路の草刈りがされてないのが残念だ。どこも路側の雑草が伸び放題。半パンだと脚にかかって痛く、痒くなるので、雑草を避けて中央部寄りを走ることになる。道路の維持管理予算が限られてるから仕方ないけど。

安来の山間部を左回りに 2018/06/03

安来の山間部を左回りに走る。県道45号を山佐から奥田原へ。嫁来い観音婿来い地蔵にお参りしてボトルに水を詰める。少し水量が減ったかな。

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嫁来い観音婿来い地蔵 

少し進んで左折して西谷へ。ピークを越えて下り、金屋子農道に入り上って金屋子神社に。金屋子神社から西比田に下る。ここは急な下り、慎重に下る。

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金屋子神社からの下り 初夏の里山の景色

国道432号を西比田から布部方面に下り、県道258号で東比田に。途中の虫木別れのバス停で休憩。なぜかたくさんの蝶がバス停の中を飛んでいた。

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バス停のパネル

東比田から上って縄久利神社、さらに進んで雪シェルターで上りは終わり、ここからは下り。草野で県道9号に入り伯太方面に下る。

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新緑に包まれた縄久利神社

シェルターから15Kほど下って井尻に。草野からは緩やかな下りで車も少ないので安心して楽しめる。井尻からは平坦、伯太、大塚から白鳥ロードを経て帰る。本日77K、獲得標高880m。

何度も走ってる定番コース、走りやすく楽しいコースだと思うのだがサイクリングしてる人と1人も会わなかった。みんなどこを走ってるだろうか、ちょっと山に入れば楽しい道がたくさんあるんだけど。

帰ってチェックしたら後輪が振れてブレーキシューに当たっていた。シマノの完組ホイールがこんなに振れたのは初めて、大きなトラブルにならなくてよかった。このところホイールのトラブルが続いてる。走る前、走った後の点検をしっかりしないといけない。

県境の峠を走る②奥出雲から庄原 2018/05/27

奥出雲町と広島県庄原市の県境をつなぐ県道110号俵原越と国道432号王貫峠を走る。

出雲三成サイクリングターミナルから走る。国道432号から国道314号に入り横田から八川に。八川駅前から県道49号に入り、叶谷峠を越え馬木に下り、子馬木から県道110号に入る。

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左折し県道110号で高野へ この先道が狭くなる

県道110号から道が狭くなる。木屋谷をすぎると杉木立の中を上っていく。車は通らず、見通しが悪く人気がない。熊よけの鈴やベルをときおり鳴らしながら走る。標高600m越えても民家があり、さらにその上に田植えの終わった田んぼが。奥出雲は奥深い。

上るにつれて勾配はきつく、脚を休められない。県境標識が見えてようやく俵原越に、標高は800m。島根を走った中で一番高い峠だ。周りは木立に囲まれて見通しゼロ。

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俵原越え 木立の中の切り通しで見通しが悪い
広島側の下りは緩やか、杉木立が終わり高原が広がる。途中たぬきが飛び出してきて自転車と並走する。道は上湯川に沿って下る。高野町上湯川で国道432号に入る。

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広島側は上湯川沿いに下って行く 緩く開けた道

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県道110号と国道432号の交差点 高原に田んぼが広がる

国道432号を西に向かう。この辺りは標高550mほどの高原で田んぼが広がる。高野町新市で国道は北に向かう。王貫峠手前で後輪がパンク、タイヤが少し裂けている。チューブ交換だけでは再度パンクする恐れがあるので、タイヤの裏からパッチ貼ってタイヤも補修する。前回は前輪のピンホールパンク、今回は後輪がタイヤが裂けてのパンク。どうもタイヤが限界だったみたいだ。走った後のチェックが甘かったな、タイヤを交換しないといけない。

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王貫峠を広島側から 出雲三成まで無事走れるかドキドキしていた

王貫峠を越えれば出雲三成まではほとんど下り。再度タイヤに大きなダメージを受ければ走れなくなるので、路面状況の良いところを選んで優しくタイヤに負荷をかけないように走る。なんとか出雲三成まで戻れた、本日68K、獲得標高940mなり。

2回連続のパンクは初めて。しかも今回はタイヤが裂けていて走行不能になるところだった。交換用スペアチューブとパンク修理用パッチを携行していたこと、修理する時間の余裕があったことで焦らないで対処できた。これが交換用チューブしかなく、山中の県道110号で起きていたらと思うとぞっとする。

トラブルに備えた工具とパーツの携行、時間に余裕あるサイクリングプランの大事さを改めて思い知らされた。

 

県境の峠を走る① 奥出雲、日南、西比田 2018/05/24

県境の峠を順に越えてみようとまずは鳥取県との県境を走る。伯太と南部町、日南町の峠は何度も走った。今回は奥出雲横田から県道15号で滝駒越えて日南多里を目指す。

布部ダムからスタート、国道432号で久比須峠までは10Kで150mアップ、ウォーミングアップにちょうどいい。黄砂予報が出ていたが青空が広がって気温もちょうどいい。湿度が低いのでカラッとしてさわやか。

大仁広域農道を横田に向かう。この農道はアップダウンがきつい、横田まで4Kで200mアップ、勾配10%標識、路面は荒れたところが多い。でも若葉のさわやかな匂いを吸い込んで走ると自然と身体中がリフレッシュされるようだ。

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左折して横田方面に進む

県道15号で中村から大呂を経て県境の滝駒に向かう。途中に全面通行止めの看板、残念だけど行けるとこまで進むことに。上るにつれてどんどん気持ちよく走れる。車はいない、鳥のさえずりと清流のさわやかな音をBGMに、杉木立を抜けるさわやかな追い風を背に受け走る。こんなに気持ちいい道を独り占めしていいんだろうか。5Kで230mアップしたところで1K先全面通行止めの看板、ここで引き返す。

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気持ちいい県道はここまで

下って林道から鳥上へ。中丁バス停で休憩、田んぼを渡る風がさわやかで絶好のサイクリング日和だ。県道108号を県境の万丈峠に向かう。途中斐乃上温泉船通山登山口の看板が。行ったことないのでに寄り道することに。ヴィラ船通山まで行ってせっかくなので船通山登山口まで上る。

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船通山登山道入口は標高720m、手前は坂がきびしくて押しになった。写真を撮ってる人に尋ねると、斐伊川源流の鳥上滝まで20分ぐらいと言われ滝まで登ることにする。でも20分登っても滝はない。SPDシューズで登ると岩場は滑る。途中でやめようと思った時に下山する人がいて尋ねると、滝まであと10分と言われしばらく登って滝に着いた、登りは大変だったけど水量多い滝は見事、登った甲斐はあった。途中の渓流も見所多い。転ばないように慎重に登山道を下る。

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鳥上滝と途中の渓流

県道108号に戻って万丈峠を越えて阿昆緑に。阿昆緑から県道107号に入り大菅峠、市原峠を越えて西比田に下る。途中で前輪の空気が少ないのに気づく。ピンホールパンクか、空気入れて走る。西比田から布部への下りでも前輪の空気が少なくなり空気を入れる。なんとかそのまま布部ダムまで戻った、本日73キロ、獲得標高は800mぐらいか。

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万丈峠の県境標識

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大菅峠、ここも県境標識だけ

青空のもと若葉が作る新鮮な空気を胸いっぱいに吸い、鳥のさえずりと清流の音をBGMに、木立や田んぼを渡る清々しい風を受け、初夏を全身で感じたサイクリングになった。しかも斐伊川源流の鳥上滝にも行けた。峠を越えられず、行き止まりを2度引き返したけど充分満足でした。

一畑電鉄を走る 2018/05/01

これまで三江線、境線、木次線の各駅を巡るサイクリングをしてきた。今回は一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅から川跡駅で分岐して北松江線出雲市駅、大社線出雲大社駅まで。ほぼ平坦、距離も50Kほど、天気良くサイクリング日和で楽勝だと思ったがそうでもなかった。

松江しんじ湖温泉駅からスタート、国道431号は狭く走りにくい酷道、できるだけ歩道を選んで走る。f:id:atsushikame:20180503092046j:plain

松江しんじ湖温泉駅

いきなり松江イングリッシュガーデン前駅でつまづく。駅が見つからない。Aコープや公民館に隠れて線路の向こうにホームがあり、ホームに簡易な待合室があるバス停的な駅。建物に隠れて国道側からはまったく見えない。「駅にはちゃんと駅舎がある」は一畑電鉄には通用しなかった。

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松江イングリッシュガーデン駅 見つけられなかった

こんな調子で駅を探すのにすごく時間がかかった。ちゃんと駅舎があればすぐにわかるがそんな駅は少数派。道から少し奥まった場所や住宅や商店の裏に隠れた駅などなかなか駅にたどり着けない。駅が見つからず踏切から線路沿いに目を凝らしてもわからない。そもそもこの辺に駅がありますという雰囲気が感じられない。雲州平田駅まで走ってもう駅探しに疲れた。

川跡駅から北松江線に沿って出雲市駅まで行き、また川跡駅まで戻り大社線出雲大社駅に向かう。f:id:atsushikame:20180503092255j:plain

川跡駅 ちゃんと駅舎があればすぐに見つけられる

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もうこの辺りでは惰性で駅探してる。出雲大社駅に着いた時はこれで終わったとホッとした。f:id:atsushikame:20180503092356j:plain

西風が強くなり、帰りの松江方面には追い風に乗って走れるはずだが、駅探しに疲れてもう走る気がしない。出雲駅まで走って輪行で帰る、本日68K。

これまでの鉄道各駅巡りで一番駅を探すのが大変だった。何度か一畑電鉄には乗ったけど、電車から見た駅とサイクリングで探した駅はまったく別な駅だった。