島根の道を走ります 

島根と鳥取メインに走るおじさんのサイクリング記 輪行大好き

島根半島海岸線をできるだけ日本海沿いに走る 終わり 美保町から大社町日御碕まで 2017/12/02

島根半島をできるだけ日本海沿いに走る。最後は出雲市美保町から大社町日御碕まで。これで通行止め区間を除いて完走したことになる。今回もグランボアで行く。

一畑電鉄平田駅まで車で。レールアンドライドを利用すると、駅駐車場の料金が無料になる。まずは県道232号で小伊津に向かい、途中で左折して県道23号に入り美保町から塩津漁港に。唯浦トンネルからは塩津漁港まで一気に150m下る急阪。冬は大変だろう。

塩津漁港から海岸線で釜浦に向かおうとしたが通行止め。工事してなかったので少し先まで行ってみたら、崖の崩落で道がなくなっていた。先には釜浦が見えるのに。前回の横手林道につづいての通行止め、ついてない。仕方なく県道232号まで戻る。150m上って、下って、また150m上る、脚を使った。

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塩津漁港

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崖の崩落で道がない

宍道湖北広域農道との交差を右折して、西田小学校まで。細かいアップダウンが続き、平坦なところがない。西田小学校から右折して県道275道で十六島、その先の風車公園まで行く。風力発電機が10数台稼働している様子はなかなかのものだ。十六島港まで戻り、県道23号で日御碕に向かう。

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十六島風車公園

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十六島湾から風車公園を望む

猪目漁港から鵜峠港へ。鵜峠港から面坂トンネルへは一気に上る急坂。地図にも急坂と表記してある、初めてだ。でも距離は短いし、これ以上の急坂は他にもあった。ここでローディに抜かれる。面坂トンネルを過ぎ、閉校した鵜鷺小の前はイチョウのじゅうたん。

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鵜鷺小の前

下って鷺浦港から高尾ゆうゆうラインに。高尾トンネルまでの上り、最後の1Kは10%の上り、脚が売り切れ押しで上る。

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高尾トンネル

トンネルからは県道29号大社日御碕線までは下り。交差点を左折して大社に向かい、一畑電鉄大社駅で本日終了、60Kなり。一畑電鉄大社駅からはレールアンドライドで平田駅まで戻る。

通行止めで迂回させられて、残念ながら海岸線を全部走ることはできなかった。それでも3回で8割ぐらい走れたか。今回の通行止め区間がいつ復旧するかわからないので、今回で島根半島できるだけ日本海沿いを走るは終了。

出雲大社神在月で大勢の参拝客。遷宮からの集客力落ちてないな。

上の台緑の村 2017/11/27

紅葉を見に「上の台緑の村」に行く。いつもどおり、田頼から白鳥ロードを経て大塚、伯太から井尻に。途中永昌寺のイチョウがきれいに色づいている。

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永昌寺のイチョウ

井尻から西伯伯太線に入り、須山口から県道104号で峠を越えて赤屋に向かう。途中の塩竈の滝、水量が多く紅葉の中に埋もれている。

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塩竈の滝

赤屋まで下り、「上の台緑の村」へ。赤屋からは初めて上る。最後の1Kはきついが、ここまで標高を稼いでいるので、それほど勾配はきつくない。

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「上の台緑の村」への上り

「上の台緑の村」から中海をみれば、空は青く、雲は白く、里山は彩り鮮やか。赤、黄、緑のグラデーションに染まっている。「上の台緑の村」からの眺めは、新緑の頃が一番美しいと思っていたが、なかなか紅葉も負けていない。

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「上の台緑の村」から中海方面

「上の台緑の村」から県道9号安来伯太日南線に下る。急勾配、途中下り勾配12%の標識があり、ブレーキングで手が痛くなる。県道9号から上ると、距離が短い分きつい上りになる。大塚で白鳥を見る、もうたくさんの白鳥が羽を休めていた。白鳥ロードから帰る。本日50Kなり。

紅葉をしっかり感じられた晩秋のサイクリングになった。

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大塚の白鳥

奥田原、西谷、金屋子農道 2017/11/05

先日1ヶ月振りのサイクリング、ちゃんと走れなかった。
なので、トレーニングを兼ねて里山の秋を見に行く。

広瀬から県道45号で山佐から奥田原に。途中の西谷案内板を左折してオオサンショウ魚の里西谷へ。

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西谷への交差点

上りはおおよそ2K、峠を越えて西谷まで下り金屋子農道の標識を右折する。
木呂畑をすぎ茅原まで上り、金屋子神社まで下る。

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金屋子農道入口

神社にお詣りしてから、国道432号まで下り西比田に。西比田からはいつもどおり布部、広瀬をへて帰宅。本日70K。獲得標高は700mぐらい。

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里山の秋

このコース、夏に西比田から金屋子神社、金屋子農道、西谷、奥田原、山佐と走った。今日はその反対周りで季節は秋。同じ周回コースでも、周る向きと季節が違うと、道も景色も全く違って見える。
里山はすっかり秋色。真っ赤なハゼ、黄色のいちょう。里山は紅葉に黄葉、そして杉小立の緑。色どり彩やかなグラデーション模様。道に沿って流れる川は、透きとおった清冽な水が流れ、水音は心地よいBGMだ。紅葉の名所に行かなくても、ちょっと山里に行けば、美しい秋に出会える。

 

島根半島をできるだけ日本海沿いに走る 恵曇から三津町まで 2017/11/02

島根半島をできるだけ日本海沿いに走る。今回は松江市鹿島町恵曇から出雲市三津町三津漁港まで海岸線を走り、三津漁港から半島を横断して平田駅まで走るコース。今回はグランボアで。

松江城近くのコインパーキングに駐車して恵曇に向かう。走りだしてすぐに空気入れを忘れたことに気づく。前日にチェックしたつもりだが、このごろ大概何か1つ忘れ物してる。物忘れが多くなるのは歳のせいか、仕方がない。さいわいロードで使うガス式ボンベを持ってきていた。

恵曇から横手林道で六坊に向かう予定だった。しかし、林道は平成32年3月末まで道路新設工事で全面通行止め。いきなり出鼻をくじかれた。さてどうしたものかと地図とにらめっこ。佐太神社の先から宍道湖北部広域農道に出て、県道266号で六坊に向かうこと。

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林道横手線は全面通行止

県道266号は六坊トンネルまでは上り。トンネル出口から一気に急な下りになる。六坊から芦尾を経てえびすだいこく大橋でバイパスの県道266号に合流する。それにしてもアップダウンがきつい。一気に上って一気に下る。標高も150m以上ある。平坦なところがない。

魚瀬で地元の人に平田方面に向かう道の入口を尋ねる。魚瀬から上ると一畑薬師参道入口右方向の小さな標識。これが平田に向かう道だ、右折する。

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一畑薬師参道入口の小さな標識

道は林道そのもの、日本海はほとんど見えない。しかもアップダウンの連続だ。出雲市に入り、細原入口を右折して地合町に向かう。

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地合への標識

東地合入口、西地合入口とすぎて県道23号と合流する。天気がよく暑くなってきたので、ヒートテックを脱ぐ。ヒートテックは汗で濡れると下りで寒くなる。下りはウインドブレーカーを着て、上りではウインドブレーカーを脱いで走る。面倒だか寒いよりはましだ。

地合町をすぎて坂浦町まで下る。下りになると、せっかく稼いだ標高を残してくれ、と言いたくなる。坂浦町で今日初めて港に出てみた。来た道が海岸線の上のほうに見える。あの高さを何度も繰り返してる、きついはずだ。ここですでに脚はいっぱい、下りでブレーキ握る手が痛くなる。ブレーキングで手が痛くなるのは久しぶりだ。

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坂浦港からのろのろ上がると旧佐香中学前に。この辺り民家がほとんどない。すでに廃校になっているが、昔生徒さんはこの坂を徒歩で通学していたのだろうか。とても大変だったろう。

小伊津町まで下り、長尾鼻を回る海岸線にでる。海沿いの道はセメント舗装道、久しぶりだ。房総半島の先端にもこうしたセメント舗装道がけっこうあった。

三津漁港をすぎて県道23号に合流、平田に向かう。平田まで7Kの標識を見たときはほっとした。三津トンネルまでの上りもゆるやか、トンネルからは下りと追い風に助けられ平田駅に着く。

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レール&ライド、初めてなので不思議な感じだ。

松江までは一畑電鉄のレール&ライドで帰る。初めてのレール&ライド、実に楽ちんだ。しかも電車はハロウィンラッピング、地元ローカルTVで紹介されていたが、乗れるとは思ってなかった。何となく得した気分だ。松江しんじ湖温泉駅まで40分の各駅停車の輪行は楽しかった。本日53K。

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ラッピング電車

いやーきつかった。海岸線は30Kぐらいだったけど、雲津から恵曇までの海岸線よりずっときつい。1か月ぶりのサイクリングだったこともあるだろうが、脚は売り切れ、完売御礼だった。横手林道走っていたら平田までたどり着けなかったかもしれない。あと残すは三津から日御碕まで。年内に走り終えたいが、脚をつくらないと走りきれないかもしれない。

島根半島をできるだけ日本海沿いに走る 雲津から恵曇 2017/10/08

島根半島日本海側を、できるだけ海沿いに走ってみた。日本海側をぐるっと周遊できる道はない。できるだけ海沿いの道を地図で探して走る。

境線の馬場崎町駅まで輪行。境水道大橋を越えて県道2号を美保関方面に。左側に雲津の標識が見えたら左折して県道181号で雲津に向かう。ここまで5K。

県道181号はいきなり10%の勾配、一気に標高80mまで上って、15mまで下ると美保関林道との交差点。ここで左折して林道に入り七類に向かう。

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 林道入口

林道入口から七類まで平坦な部分はない。ひたすらアップダウンを繰り返す。途中に展望台あり。

秋晴れの穏やかな日本海、沖に向かう船、海岸には釣り人。海は海岸からはエメラルドグリーンだが、沖では群青にかわる。絵の具で塗り分けたようにくっきり色がかわる。

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美保関林道の途中

七類から県道37号で北浦に向かう。途中菅浦で海岸に向かい、須義神社脇の苔むした道で北浦に。北浦で再び県道37号に入り、加賀に向かう。途中、野波からマリンパーク多古鼻に行く。初夏を思わせる天気の下、たくさんの家族連れがキャンプを楽しんでいた。

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マリンパーク多古鼻の展望台から

マリンパーク多古鼻への道は、もう少し勾配を緩やかにできなかったもんかね。海岸から一気に標高100mまで上る道は、平均勾配が10%を超えてる。今日一できつい上りだった。

野波からチェリーロードに。30年以上前、まだ大学生だったころ、島根半島の道はこのチェリーロードそのものだった。この狭い道に、路線バスが走り、車とのすれ違いで苦労していた。

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チェリーロード入口

チェリーロードで加賀に。港では家族連れが魚釣り。今は何が釣れるのだろうか、岩壁からはあまり釣れなくなったと聞いてるけど、今日の釣果はどうかな。

加賀から恵曇までは県道37号。御津から島根原発の裏までは、きついのぼり。ここまでのアップダウンでだいぶ脚を使ったので、さすがに辛くなってきた。上りのピークから下れば恵曇港。海岸線走りはここで終了、県道181号から恵曇まで60K。恵曇から15K走って松江駅に。松江から輪行して帰る、本日80K。

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片句の海岸線

初夏を思わせる、季節外れのさわやかな秋晴れに恵まれて、楽しいサイクリングになった。海岸線の距離は60Kだが、獲得標高は1,200mを超えていた。次は恵曇から日御碕まで走らないと。

 

今回はFOCUSにRider10をつけて走った。松江駅輪行した時、記録モードを停止しなかったので、輪行した距離と電車の時速が追加で記録されてしまった。Rider10を使うときは、輪行時に記録モード停止が必須だ。

安能農道 2017/10/04

中海サイクリングコースと安能農道を組み合わせると、おじさんにはちょうどよいトレーニングコース。距離は50K、獲得標高450m、車は少なく広瀬からの帰り以外は快適に走れる。

いつもの荒島ローソンポプラから走り始める。中海サイクリングコースに沿って道の駅あらエッサに。

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みさき親水公園 中海越しの大山と秋雲のコントラストが美しい

ここで9号線を渡って、伯太町吉佐から県道101号米子伯太線を走る。関山峠を越えて、安田で母里方面に向かい伯太町庁舎に。県道9号を少し井尻方面に走れば、安能農道への標識が。右折して安能農道に。アップダウンを繰り返すと上吉田町に出る。途中、かまきりが道に出ていて、車に轢かれたかまきりがたくさん。なぜかまきりは道に出てくるのか。

上吉田から宇波方面に走ると、安能農道の標識が。右折して農道に入る。いきなり長い安能トンネルをすぎて、アップダウンを繰り返し国道432号と合流。広瀬から帰る。

今回の平均時速は20K、2.5時間ちょっと。トレーニングにはちょうどよい。

三江線の全駅を巡る 2017/09/29、30

三江線が2018年4月1日で廃止になる。廃止になる前に、三江線のすべての駅を、できるだけ三江線に沿って巡るサイクリングに出かけた。三江線は延長108K、余裕をもって2日にわけて走ることにした。

輪行もしたいので、三江線潮駅からすぐの大和荘に2泊し、1日日は潮駅から江津駅まで走り輪行して潮駅に戻る。2日目は大和荘から三次駅まで走り、三次駅から口羽駅まで輪行して大和荘まで戻るプランをたてた。今回はグランボアで行った。

 

9/29

車で大和荘に向かい、自転車組み立てて9時に大和荘をスタート。戻る列車の発車時刻も考え14時半には江津駅に着きたい。それでも江津駅まで70Kを5時間半、写真撮りながらのんびり走っても大丈夫だろうと考えていた。 

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起点の潮駅

ところが、最初の沢谷駅までが思ったより遠い。なんで、と思ったら地図の縮尺が1/60,000。1/30,000の縮尺地図使うことが多いので、縮尺がいつもの倍だ。どうりで遠いはずだ。

三江線沿いの道への分岐がわかりにくい。いきなり粕淵駅から明塚駅への道を間違える。標識がないので、地図をちゃんと読んで走らないと間違えてしまう。分岐で立ち止まり、その都度地図を確認する。老眼はつらいし、時間もかかる。

駅の場所がわかりにくい。普通はこの辺りに駅があるはず、という雰囲気があるものだが、三江線はなんでここに駅があるの、という駅が多い。しかも駅舎も小さく、気をつけないと見過ごしてしまう。なんどか町の人に駅の場所を聞いた。

各駅で写真を撮るのに予想以上に時間がかかった。駅舎と駅名と自転車が一緒に写るアングルを探して写すと、5分ぐらいかかってしまう。しかも駅舎の中をのぞいたりするとますます時間がかかる。

災害復旧工事のため通行止めが各所に。そのたびに迂回を余儀なくされる。迂回路もわかりにくいし距離もある。

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中間の石見川本駅で11時半、ここまで2時間半。駅に着くたびに止まって、写真撮ってはまた走り出す。分岐でも止まって地図を確認する。ストップアンドゴーの繰り返しが脚にこたえる。江津駅まであと9駅。この調子で14時半までに江津駅に着くのか、少々不安になる。地図で駅間の距離を測り、駅間はそれなりにがんばって走り時間を稼ぐ。

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千金駅

川戸駅に13時に着いて、ようやく14時半に間に合うだろうとひと安心する。ところが次の千金駅が見つからない。田んぼの中、ここだろうと当たりをつけてようやく見つける。1日目一番の「なんでここに駅が」だった。このあと江津駅までは三江線沿いのわかりやすい道、江津駅には14時すぎに着いた。途中でがんばったおかげだ。

 

潮駅に戻る列車まで1時間以上余裕ができたので、ゆっくり帰りの準備。初めてグランボアで輪行、家で何度か練習したけど30分近くかかった。

 

帰りの列車は鉄分いっぱい。2両編成の1両目はほぼ満席、2両目も半分埋まっている。みんな車窓からの景色を撮っている。途中駅で下車するのは地元の人だけ、みんな三次まで行くのだろうか。潮駅に着き組み立てたら日が暮れた。本日80Kなり。

 

9/30

7時に大和荘をスタート。寒いのでウインドブレーカーとレッグウォーマー履いて走る。江の川沿いに上流に向かうので上りが続くと思ったが、それほどでもない。今日は駅に止まるごとにメモを取った。

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宇都井駅

最初の石見松原駅から伊賀和志駅までは高架の駅。階段上ってホームに出る駅が続く。宇都井駅は天空の駅。ホームまで高さ20mを116段の階段で上る。2日目一番の「なんでここに駅が、しかも地上20メートルに」だ。ホームはトンネルに挟まれている。ホームからの景色はなかなかのものだ。

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江の川と雲海

口羽駅は国道から奥まっていてわかりにくい。ここから次の江平駅まで三江線沿いに道があるが通行止め。迂回して国道375号を走る。「江の川カヌー公園さくぎ」をすぎて、香淀駅に。ここの駅舎はウッドハウス風で、三江線の駅で一番おしゃれだった。次の式敷駅ウッドハウス風。ちょうど江津方面に向かう列車が来た。ようやく走る三江線の列車を見ることができた。ここまで順調、この調子なら三次駅まで行って輪行せずに戻れるかもと思った。

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香淀駅

次の信木駅への道で迷う。線路沿いの道が結構上っていて、間違えたんじゃないかと疑心暗鬼になる。農家の人に聞いて、上っている道で正しいとわかる。信木駅、次の所木駅は道から下ったところにある。駅の標識がなければ通りすぎるところだった。船佐駅から次の長谷駅に向かう県道が通行止め。仕方なく所木駅まで戻り国道375号から国道54号に入り、県道112号で戻って粟屋駅長谷駅に。長谷駅から先は通行止めになっていた。通行止めで10K以上迂回することになったが、何とか2駅寄れてよかった。尾関山駅から三次駅に、13時着。ここまで74K。14時11分の列車まで1時間ちょっとあるが、無理せず口羽まで輪行することに。三好の街をポタリングしてから輪行の準備。慣れたので20分ほどで収納できた。

 

14時11分の列車は1両編成。この列車に2つのツアー客が乗ってきて満員、通路も人でいっぱい。口羽駅まで座って楽できると目論んでいたが、作木口駅まで立つことに。当てが外れた。ツアー客はじいさん、ばあさん。最初は車窓から景色を見ていたが、そのうちおしゃべりばかり。作木口駅でツアーの客は下りて行った。川の向こうには大型バスが2台待っていた。

 

終点の口羽駅で降り、国道375号で大和荘まで戻る。途中の両国トンネルが3,233mと長い。ちょっと怖かった。ランニング中の兄さんとトンネルの中ですれ違う。トンネル出口すぎて泥除けから異音が。テールライトが緩んでいた。治そうとしたら+ドライバーがない。仕方なく外して走る。16時30分大和荘到着、本日100Kなり。

 

1日目は思った以上に大変だった。道はわかりにくい、駅が見つからない、写真撮るのに時間かかる、通行止めで迂回する。途中必死で走ったので、あまり景色や道を楽しめなかった。あとで写真見ても、ここどんな駅だっけと思い出せない駅がいくつかある。

2日目は1日目を教訓に朝早くスタートしてた。駅ごとにメモ取って、写真もさっさと撮った。途中まで順調だったが、長谷駅への道の通行止めの迂回と、三次駅からの輪行が誤算だった。それでも1日目より景色や道を楽しめ、駅の記憶もはっきりしている。

 

2日間とも天気に恵まれ、秋晴れの空の下、予定どおり三江線沿いに全駅巡ることができた。トラブルもテールライトのみ。それにしてもサイクリングプランは十分余裕を持って立てることがいかに大切か、改めて思い知らされた。