島根の道を走ります 

島根と鳥取メインに走るおじさんのサイクリング記 輪行大好き

中海周遊サイクリングロード 2017/09/21

中海周遊サイクリングロードを初めてコースどおりに走った。今回はグランボアでのんびりと。コースの一部は何度も走っているが、米子から江島大橋までは走ったことがなかった。

今は、「**サイクリングコース」と名のついた、仕立てられたコースはほとんど走らなくなった。これまで何度か走ったけど、自分にとってつまらないコースが多かったから。楽しかったのは、筑波鉄道廃線を利用してできた「つくばリンリンロード」くらいか。東海道サイクリングコースなんて、ダメダメコースだった。

荒島のローソンポプラからぐるり一周する。何度も走ってるところはいいとして、米子市内の米川沿いのコースはダメでしょ。米子から江島大橋までは、国道431号で弓ヶ浜を走らないと。松林で砂浜や三保湾は切れ切れにしか見えないけど、景色を感じることはできる。国道431号が交通量が多く、歩道が狭いのでコースから外したと思うけど、観光マップを見たら、走ったコースにがっかりするんじゃないかな。

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米川沿いのコース

やっぱり、サイクリングは地図見て、自分で道を想像して、コースを決めるのが一番だ。あらためて実感した。

嫁来い観音 婿来い地蔵 2017/09/19

県道45号、山佐と奥田原の中間に、「嫁来い観音 婿来い地蔵」がある。安来市観光協会のHPによれば、嫁婿募集が成就する「幸縁」スポット。「観音様にお祈りするとお嫁さんが、お地蔵様にお参りするとお婿さんがやって来る」そうだ。

今回はレベルで。天気はさわやかな秋晴れ、少し暑い。田んぼの稲刈りは、大方済んでいる。県道45号を広瀬から山佐に、さらに奥田原に向かう途中に嫁来い観音 婿来い地蔵が。

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ここには荒神の名水もある。いつもここでボトルの水を入れ替えて走っている。雨が降った後なので水量が多い。ありがたく名水をいただく。

ここから3Kほど上ると雲南市との市境に。ここまで28K、標高は380m。おじさんのトレーニングにはちょうどいい距離と標高だ。しかも県道45号は交通量少なく、トンネルがない。実に走りやすい道だ。

奥田原の藤原商店で観音様、お地蔵様の手形を購入し、帰りにあらためてお参りして帰る。本日58Kなり。

今回初めて「bryton Rider10」を使った。GPS機能を利用して、速度、走行距離、走行時間、平均速度、高度、勾配なんかを表示するサイクルコンピュータだ。計測した記録はスマホからアップしてクラウドに保存できる。キャットアイのサイコンと並行して使ったら、速度、高度(カシオプロトレックと比較)はほぼ同じ、走行距離は1%ほど短かった。これほどの機能をもったサイコンが1万円以下で購入できる。いい時代になったもんだ。

高木森木林道 2017/09/08

いつもサイクリングに使ってる地図は、県別マップル島根県道路地図。この地図には、「何々林道」「何々農道」と記載がある道は少ない。今回林道と記載のある高木森木林道を走った。この林道は山佐から雲南市大東町刈畑まで、刈畑で大仁広域農道につながる。昨日雨が降ったので、グランボアで行く。

山佐までは県道45号。稲は黄金に色づき、稲刈りの済んだ田んぼもちらほら。稲の品種で稲刈り時期が異なるのだろうか。

山佐の町内に入り、高木尻から林道に入る。山佐側に林道の終点看板がある。農作業のおじさんに大東まで抜けると話すと、あきれ顔で笑ってた。

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林道標識

高木森木林道は舗装されているが、山佐側は木々が迫り、日差しがさえぎられている。路面には苔が生え、昨日の雨で所々山からの湧水が道を横切り、枝や葉、木の実が散らかっている。

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林道 山佐側
徐々に勾配がきつくなる。カーブが少なく直線的に上っていく。ピーク近くでようやく視界がひろがり、カーブが増えて勾配もゆるやかに。ピークが安来市雲南市の市境で標識なし、地図には毛無越と記載されている。

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ピーク 標識なし

ピークからの下り勾配もきつい。慎重に下る。雲南市側は日が当たって苔は生えていないが、雑草が道の両側から迫り、道幅を狭くする。
途中で大規模に杉の伐採していた。大東町刈畑で大仁広域農道に合流する。合流に広瀬町19Kの古びた道路標識が立っていた。

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大仁広域農道との合流点

大仁広域農道から県道53号で海潮、海潮から県道24号で才の峠を越えて松江市忌部に。忌部から乃白、八重垣神社から東出雲を経て帰宅。本日65Kなり。

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須我神社 割烹、仕出し屋さんは遠い親戚かな

サイクリング中に、農道の標識はよく見かけるが林道の標識はあまり見ない。まだ林道の多い地方を走ってないからだろうか。林道、農道を走ったら、ちゃんと標識を撮っておかないと。

西比田から日南町阿昆緑、東比田に 2017/08/26

西比田から県道258号で市原峠を越えて日南町阿昆緑に出て、東比田を回った。

西比田までは国道432号、いまやホームコースだ。西比田で金屋子神社への標識を左折して県道258号に。奥出雲町との境市原峠まで上る。西比田が標高300m、市原峠が570m。そこそこ上ってる。今は簡単に標高を調べられるアプリがあって実に便利だ。

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この標識を左折する

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横田伯南線のT字路

市原峠を少し下り、県道107号横田伯南線とのT字路を左折して、日南町との境大菅峠まで上る。ここは標高600m。古事記比婆山伝説と、6kmのハイキングコースの看板が設置されてる。ここをハイキングする人、いるんだろうか。

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大菅峠の看板

大菅峠を越えてすぐに集落があるが、この集落を過ぎると下阿昆緑まで家がない。赤とんぼが飛び、稲も黄金に染まり始めている。秋ももうじきだな、風も涼やかで、汗も直ぐに引いていく。道広くサイクリングにはもってこいの道だ。

下阿昆緑の砥波から東比田に向かう。県境を越え東比田まで一気に下り、日南と草野との分岐に出る。もう上るのはいい加減嫌になったので、県道274号東比田布部線を布部まで下る。

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下り始めてすぐに「ちいさなcafe」の看板が。ここで休憩する。確か以前走った時はなかったはずだが、それもそのはず今年から営業を始めたそうだ。それにしてもカフェの立地場所としてはどうだろう。商売になるのか、余計な心配してしまう。値段もちと高いよ。

布部までダウンヒル、布部からは国道で432号で帰る、本日73K。
安来と日南町、奥出雲町との境は、標高500mから600mぐらい。いくつか峠を越えると、結構標高を稼ぐことになる。おじさんにはワイドギアが必須だ。

 

安来から八雲への道 2017/08/22

 

安来から八雲町に行くには、国道432号で、広瀬から駒返トンネルを越えて、八雲町東岩坂に行くのが普通だ。
もうひとつ、広瀬町下山佐から峠を越えて、八雲町西岩坂に下る道がある。この道を初めて走った。今回はFOCUSで。

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八雲への標識

県道45号で山狭神社を過ぎ、奥谷尻を右折して奥谷川に沿って走る。紙屋谷に八雲への標識があり、ここを右折する。道は狭く、松江市との市境まで上り。ピークまで距離は短いが勾配がきつい。ピークに標識はなくすぐ下りに。下りも勾配がきつい、慎重に下る。

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ピーク 標識はない

途中から道は広くなり、車も少ない。快適なダウンヒルを楽しんで県道53号に。ここから432号で広瀬に向かう。八雲町側から広瀬に向かうのは初めて。八雲トンネルまではなだらかな上りだが、八雲トンネルを過ぎると徐々に勾配はきつくなる。西奥から星上山入口の藤原までは特にきつい。藤原で休憩、さらに上って、駒返トンネルから広瀬に下る。

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星上山への入口

トンネル手前で雷鳴が。空も急に曇り、雨が降ってきた。急いでトンネルから広瀬に下る。途中で上ってくるサイクリスト2人とすれ違う。広瀬の手前で雨粒が大きくなり、そのうち土砂降りに。仕方なく旧広瀬町役場で雨宿り。上っていった2人は雨宿りするところなく、ずぶ濡れになっただろう。

雷鳴とどろき、バケツをひっくり返したような雨が降ってくる。空は暗くなり、しばらく止む気配もない。広瀬から自宅までタクシーで帰るかと思っていたら、雨はだんだん小降りに。そのうちに空は晴れ、雨は上がり、黒い雲は雷鳴とともに東に去っていった。助かった。

濡れた路面でスリップしないよう用心して帰る。本日50Kなり。
今日のコースは平坦が少ない。松江市との市境が標高300m、下って八雲町が標高35m、上って駒返トンネルが標高370m。獲得標高635mは、おじさんにとってなかなかいいトレーニングになった。雨は余計だったけど。

国道184号その② 佐田から来島まで 2017/08/19

島根の国道をすべて走りたい。
今回は国道184号を佐田から来島まで走る。
出雲市佐田までは車。初めて松江道を走り、佐田支所近くに車をデポする。

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今日のスタート 今回はグランボア

県道34号との交差点からスタート。飯南町に向かって高校野球聴きながらのんびり走る。路面温度は25度くらい、日陰は涼しい。車はたまにしか走ってこない。道はずっとゆるい上り、志津見ダムを越えてうぐいす茶屋で休憩。明日20日に「やまなみ街道クライムライド2017」が開催される。国道184号がコースの一部のようで、所々コース案内が設置されている。

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国道184号

さらに来島ダムに向かう。県道325号との分岐から国道184号は急に狭くなる。これが国道なの、と思ったりする。来島ダムを過ぎると飯石ふれあい農道との交差点までは下り。ここに大型車迂回の標識が、そりゃそうだ、この狭い道では対向車とすれ違えない。県道325号の分岐から農道交差点まで10K以上走ったが、車は3台しか見かけなかった。交差点からさらに下り、神戸川沿いに走ると国道54号との交差点に。国道184号は国道54号に合流。

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飯石ふれあい農道

184号を戻り加田の場で休憩。佐田へは飯石ふれあい農道から戻る。飯石ふれあい農道は広くて整備されてる。国道184号とは大違い。国道より農道が立派なのはよくあること、走りやすければ国道も農道もサイクリングには関係ない。でもちょっと道路行政はどうなってんの、と思ったりもする。

来島湖をすぎ、県道325号佐田八神線に。飯南町出雲市の境を越えて少し走ると下りに。主要地方道40号で波田まで走り、ここから再び県道325号に。波田からの県道325号はおやじ向けの緩い下り。しかも車は少なく、道は広くなめらかでブラインドコーナーもない。ノーブレーキでどんどん下れる、こりゃ爽快、爽快。

下りを楽しんだら佐田に到着、本日72K。国道184号完走。

天気よく、風がなく、車が少なく、道の状態がいい。サイクリングの好条件が4つも重なった。さらに今回からリアスプロケットを11-32Tに変更し、ギアをワイドにした。これが脚力にあっていて、これまでよりずっと軽く走れた。ワイドギアはおじさんの強い味方だ。
今日は実に気分のいい、楽しいサイクリングだった。

自転車屋巡り ③ 2018/08/07

サイクルステーションハヤシ、ベロクラフト、オオマエジムショ

サイクルステーションハヤシ

東京にいた25年間、ずっと面倒を見てもらった。今所有しているレベル、フォーカスはここで購入した。ご兄弟で切り盛りされていて、お二人とも走り屋さん。新しいフレームやパーツを使って、いいとこ、ちょっとダメなとこいろいろ教えてもらった。内緒の自転車業界裏話も。ロード、MTBだけでなく、ママチャリも扱う下町の自転車屋さん。東京での自転車ライフを支えてもらった大切なお店だ。

ベロクラフト

以前は吉祥寺でツーリング車専門店として営業していた。今はCWS高田馬場店と合併し、ツーリング車だけでなく、ロードやクロスバイクも取り扱っている。ツーリング車の展示在庫が少なくなったのは残念だが、東叡、ケルビム、ローヤルノートン、モンソンのオーダーができる。マスプロメーカーのツーリング車も得意だ。ツーリング車のパーツ在庫も多い。

オオマエジムショ

浅草にあるツーリング車専門店。オリジナル「アプレ」の他の、国内複数のビルダーにオーダーできる。ツーリングに関するノウハウは豊富、ツーリング車用のパーツならなんでも揃う。650Bのカーボンホイールや、前三角カーボンのツーリング車には驚いた。カーボンツーリング車は試乗させてもらったが、軽い乗り味が印象的だった。試作品だが、市販されたらフレーム単体で50万ぐらい、ちょっと手が出ないな。ツーリング車好きには外せない店だ。

3日間の自転車屋巡り、実に楽しかった。何も買わなくても見るだけで、スタッフの方とちょっと話するだけで、ニンマリする。次はいつ行けるか、今から楽しみだ。